境界のRINNE ネタバレ感想 286 「ふくしゅう」

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境界のRINNE
ネタバレ感想
286「ふくしゅう」

恋い焦がれる思いが招いた騒動!?
翼を狙う刺客現る!?

境界のRINNE

「霊的問題に悩まされているなら、百葉箱にお供え物と賽銭を入れておけば解決する」
そんな噂を自ら流し、死神みたいな仕事をしている少年・六道りんね。
幼い頃神隠しにあい、それ以来、幽霊が見えるようになった少女・桜は彼とともにさまよう霊を輪廻の輪へと導く日々。

登場人物

六道りんね

祖母は死神、祖父は人間。
成仏できない霊を輪廻の輪に導く仕事をしている貧しき高校一年生。

 

間宮桜

幼い頃にあの世へ迷い込み、帰還。
それ以来、幽霊が見えるようになった女の子。

 

六文

死神の仕事をサポートする黒猫族。
りんねの契約黒猫。

 

十文字翼

りんねと同じクラスのお祓い屋の少年。
桜に恋をしている。

 

魔狭人

恐ろしく心の狭い悪魔。
子供の頃、りんねに退治され、ずっと恨み続けている。

 

姉祭・アネット・瞳

りんねたちのクラスの担任。
「ショッピングモールの姉」と呼ばれていた元占い師。

 

ミホ

桜の友達。
霊の噂や怪談話が大好きな女の子。

 

リカ

桜の友達。
天然でケチな面もある女の子。

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※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

翼に恋する巫女・榊の自宅は歴史ある神社。
梅雨の雨で宝物殿はひどい雨漏りがしていた。

翌日、翼のもとに「ふくしゅう」とだけ書かれた手紙が届く。
そのことを桜に話していた矢先、小さな河童に頭を叩かれた翼。

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すかさず聖灰を撒くが逃げられる。

学校でその出来事をりんねに話している時、再び河童が窓から現れ、頭を叩かれる翼。
返り打ちにしたものの、クラスメイトにもそれは見えていた。

霊体にしろ実体にしろ。河童自体が架空の生き物のはずなのだが・・・。

翼のもとへ、榊が相談にきた。

内容は、何白年も昔から神社に代々伝わる河童のミイラがなくなったため、探してほしいとのこと。
今年は77年に一度の御開帳の年のため、宝物殿の棚から取り出し、雨漏りの修理の依頼をしている間にいつの間にかいなくなったのだとう。

「榊さん、きみの探しているのは・・・」

「もしかしてこれか?」

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さっきよりもさらに大きくなった河童を捕まえて羽交い絞めにする翼。

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それはどう見ても生の河童。
おそらく雨水を吸って元に戻ったと思われるが・・・。

そもそもそのミイラが本物の河童のミイラなのかと聞く桜。

「え、それはうちの神社に本物として伝わっている以上・・・」
「わ・・・わたしは信じます」

「冷や汗を一杯かきながら?」

河童の正体をりんねが見抜く。
それは霊魂ではなく九十九神。

※九十九神とは
長い時を経て魂が宿った道具のこと。

現代に伝わる河童のミイラは猿の頭と色々な動物の体をつなぎ合わせたものがほとんど。
幕末から明治にかけて外国人のお土産用や輸出用に作られたとされる。

何百年もの間、河童だと言われ続けることで、九十九神自身も自分は河童だと思い込んでいると思われる。
しかし、問題はなぜ翼が繰り返し襲われるのか?

「ふくしゅう」と書かれた手紙を榊に見せると、神社に伝わる河童の伝説を語りだした。

数百年前、河童は美しい巫女に恋をした。
河に引きずり込まれそうになった巫女は、その場を逃れるために、相撲の勝負を申し出て、河童が勝てば嫁になると約束した。

※河童は力が強く、相撲が大好き。

しかし、巫女は村の横綱を代理にたて、河童は惨敗。
それがきっかけで河童は命を落としてしまう。

その後、憐れな河童のミイラを奉るようになったが、77年の御開帳ごとに巫女の周辺の男子が何者かに襲われてけがをするようになった。

もしかしたらこれは河童の復讐なのではないかという榊。

しかし、その話自体がそもそもフィクションなのではないかという桜。

だが、りんねの推測では、恐らく御開帳ごとにその伝説を聞かされた九十九神は本当の話だと信じ込んだのではないかという。

思い返せばあの日、榊は宝物殿の河童の箱を開け、その伝説を思い出したことで、恋い焦がれる十文字のことを思い出し、その場でケータイの翼の写メを見ていた。

さきいまで災難のように言っていた翼だが榊の思いに感動する。

気が付けば河童が外に抜け出していた。

百円で手伝うというりんねを置いて、これは自分と河童との問題だと河童に立ち向かう翼。

「かかって来い、干し河童!」
「返り打ちに・・・」

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学校のプールの水が全てなくなっていた。

復讐を果たした気分になった河童は再びミイラに戻った。

りんね
「77年後のために九十九神を祓いましょうか?」
六文
「たったの7千7百円ですよー」


「でも今が幸せなんで」

「高い!」

「問題先送り?」

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感想

河童とはまた珍しい話です。
霊体というか、日本では妖怪の部類で、まああまり信憑性のない存在。

今回は具体的には九十九神、つまりどこからでも誕生する霊体みたいなものですかね。

榊はあの伝説を知っていてなぜすぐに気が付かないのか(^^;
相談するまでもないはずですがね。

そして今回も桜のシュールな突っ込みが冴えてました。

りんねがあまりおバカな姿を見せなかったのも珍しいですね。

翼はなぜか最後は「これは俺と河童の問題だ」と無意味にかっこつけてましたが、完全に損しましたね。
漫画とは言えど、実体のあの大きさの河童に押しつぶされては無事でいられるはずもない。

しかも、河童は復讐が目的なのにあの程度で満足してくれたことが救いでした。
これがもし、何がなんでも目的を達成しないと満足しない相手なら厄介でした。

相手は霊じゃなく実体なのでそうなるとかなりえぐい話になるレベルでしたね。

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