ビリオンドッグズ第二話【感想・ネタバレ・内容・画バレ】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ビリオンドッグズ第二話

前回までのあらすじ

どこにでもああるような平和な街の一抹市。
学力No1高校の一抹学園で、生徒会長・水沼一縷が全校生徒の前で演説中に突如現れた生徒にナイフで刺される。
刺したのは同じ高校に通う生徒副会長・叫助。
生徒会長・水沼一縷を刺した叫助はそのまま逃亡。
一縷はふらつきながらも演説を続け、全校生徒の前で自分たちの未来、日本の未来について熱く語り、力尽きたようにそのまま倒れこむ。
一縷は保健室で自分で処置を済ませた一縷のもとに、一抹市市長・水沼望、一縷の父が駆けつける。
慌てふためきながら一縷を心配するも、一縷は冷静かつ爽やかに、大丈夫だと応え、一縷は父・望に今回の刺した犯人を見逃してやってほしい、警察沙汰にはしないでほしいと頼む。
父・望に友情をとってかばうのか?と問い詰められるも、その頼みは愛校心だと返す。
今回の事件が明るみになれば学校に迷惑がかかる、日本の未来を担う高校にしたいという願いも潰えるからと応える。
さらに、日本を変える水沼望の後継者としてこんなことで立ち止まれないと力強く訴える。
それに感心し、気を良くした父は一縷の頼みを聞くことにし、処分は退学処分のみとなる。
ありがとう父さんとさわやかに笑う一縷。
すっかりご機嫌になった父・望は意気揚々と保健室を立ち去る。
その背中を見つめる一縷の表情は、さっきまでのさわやかな絵がをとは違い、何かを見据えるような・・・不可解な目をしていた・・・。
水沼一縷の未来には一体どんなドラマが待ち受けているのか!?
一縷を刺した叫助の真の「目的」は何なのか?

 

 

内容・ネタバレ・注意

 

 

生徒会室

 

神崎
「本当の本当に大丈夫なんですか?」

 

一縷
「だから大丈夫だって」

 

神崎
「でも会長・・・」

 

男子生徒A・唐沢
「心配しすぎだろ会計さんよ~」

「本人が大丈夫っつってんだからよお~」

 

心配しすぎる生徒会会計・神崎に呆れる唐沢

 

神崎
「書記さんには聞いてません

唐沢くんは黙っててください」

 

一縷
「おーい、私語は慎めよ~」

「部活動費の申請、今日中にまとめなきゃなんないんだからさ」

 

資料を整理しながら声をかける一縷

 

神崎
「はーい、すいません」

 

生徒会書記・唐沢
「うぃ~す」

「・・・でもさあ、なんで刺したんだろうな、叫助の奴・・・」

 

そうつぶやきながらちらっと一縷の様子を伺う唐沢

 

唐沢
「お前が会長・・・アイツが副会長で、いいコンビでやってたのに・・・・」

「叫助、あんな見た目だけど悪い奴じゃねーと思ってたのになあ・・・」

 

一縷
「妬みだろう」

 

唐沢
「へ・・・?」

 

突然語りだす一縷

 

一縷
「俺は『学校』というものを社会の縮図だと考えている

その中で生徒会というものが何たるかをアイツは理解していない・・・」

「木に指示が集まることに対する腹いせだよ」

「昔は芯の強い奴だったのに

変わっちまったんだよ、アイツは」

 

と、少し寂しそうに話す一縷

 

神崎
「・・・・・・」

 

唐沢
「・・・・・・」

 

一縷の話に言葉がでない神崎と唐沢

 

一縷
「あ

今日はもう時間だ・・・

残りは各自持ち帰ってやろう」

 

各自荷物をまとめ、生徒会室を出る三人

 

神崎
「行きますよ」

 

唐沢
「待っちくりー」

 

ガラ・・・

 

廊下へ出る一縷

 

 

 

???
「あ・・・あの・・・」

 

廊下には二人の女子生徒

一人は後方で見守り一人は手紙を手に紅潮しもじもじしている

 

 

一縷
「!」

 

もじもじ女子生徒
「会長・・・好きです!!」

 

見守り女子生徒は後方で拳を握る

 

一縷
「へ?」

 

もじもじ女子生徒・小谷静乃
「2年A組の小谷静乃です・・・!!

私・・・会長のリーダーシップとか

人の上に立つとことか凄いと思います・・・

それでいてみんなの気持ち

理解しようとしてくれるし優しいし

カッコいいしカリスマだし・・・」

 

見守り女子生徒
(うんうん、がんばって・・・!!)

 

小谷静乃
「あの、これ・・・

返事待ってます!!!」

 

顔を真っ赤にしながら両手で手紙を差し出す小谷静乃

 

一縷
「・・・・・・」

 

渡された手紙を片手に固まる一縷

 

唐沢
「あーあーまたかよ」

 

あきれたように言う唐沢

 

走り去る女子生徒二人

 

帰りの道を歩きながら話す三人

 

唐沢
「てか今どきラブレターって・・・

絶滅したもんだと思ってたよ・・・」

「で?

どーすんだよ?

そろそろ一人ぐらいいいんじゃねーの?」

 

ひやかすように言う唐沢

 

神崎
「ダメです」

「そんな会長誰も見たくありません」

 

はぶてたように言い切る神崎

 

唐沢
「そりゃお前が嫌なだけだろ」

 

 

ぴら

 

なにげに手紙を読む一縷

 

 

唐沢
「お前も告れよ!!」

『生徒会に入ったのは実はあなたの近くにいたかったの』

ーって♪」

 

今度は神崎をひやかす唐沢

 

神崎
「バ・・・違います!!」

 

焦りながらも否定する神崎

 

一縷
「おいおい、他人の恋愛、勝手に進めんなよー」

 

神崎
「え・・・」

 

唐沢
「じゃあお前・・・ついに彼女!?」

 

再び一縷に食いつく唐沢

 

一縷
「まさか

俺の頭の中は今、部活動費と来週の生徒会議会のことで

頭がいっぱいさ」

 

ニコ

 

渡された手紙を指にはさみ爽やかにはにかむ一縷

 

神崎
「・・・・・・」(照)

 

唐沢
「かぁーっ

言うね~」

 

「お前じゃなかったら殴ってるわ・・・!!」

 

さわやか過ぎる一縷に参る唐沢

 

神崎
「お疲れ様です」(私こっちなんで)

 

一縷
「お疲れ」

 

唐沢
「うぃ~す」

 

神崎と別れ、一縷と唐沢の二人で歩き出す

 

 

一縷
「あ、そーだ

学校案内のパンフの写真できてるハズなんだけど・・・

俺、今日忙しくてさ・・・」

 

「悪いけど取りにいってきてくれない?」

 

 

さっき渡された手紙を手に持ちながら話しかける

 

唐沢
「え、今日?

まあいいけど・・・ひまだし」

 

 

 

 

一縷
「それとさ」

 

 

 

ぐしゃ

 

 

 

さっきまでさわやかだった一縷の表情は一変し

手に持っていたラブレターを右手で握りつぶす

 

 

「叫助を見かけたら俺に連絡してくれ」

 

 

突然そう言い放った一縷の表情はまるで別人

 

唐沢
「え・・・お前それ!?」

「え・・・ラブレター・・・」

 

いつもの一縷らしからぬその行動と表情に驚く唐沢

 

 

一縷
「うん、生徒会長って疲れるんだ」

「上に立つ者はイメージが大事だからね」

 

と冷たい表情で語る

 

一縷
「お前ならわかってくれるよな唐沢」

 

 

ゾク・・・

 

 

あまりの変貌ぶりに寒気を覚える唐沢

 

唐沢
「え?」

「あ・・・え?

でも・・・何で叫助を!?

退学ってことでもうケリはついたんじゃ・・・」

 

一縷
「表向きはね」

「でもこれは個人的なこと・・・」

 

 

ラブレターを両手で丸める一縷

 

 

 

 

「復讐だ」

 

 

 

その言葉を放つと同時に冷徹な表情で丸めたラブレターを左手で投げる

 

「水沼一縷に逆らうとどうなるかを教えとかないとね」

「僕は将来父を超える権力者になる

だけど一人では無理だ・・・」

 

投げられたラブレターは公園のくずかごの中へと吸い込まれた

 

一縷
「右腕となる存在が必要だったが・・・

叫助はそれに相応しくなかた・・・」

 

「副会長の座は空いてるぞ唐沢」

 

「じゃあお疲れ」

 

にぱっ

 

別れ際に手を上げて、再びさわやかな笑顔を見せる一縷

 

5555444

 

 

唐沢
「・・・・・・

お・・・おう・・・」

 

手を挙げるも唖然とする唐沢

 

 

 

 

 

 

水沼邸 玄関

 

 

ガチャン

 

一縷
「ただいま」

 

玄関脇の鉢植えに一縷の母親が水を差している

 

一縷の母
「あら」

「おかえり一縷」

「今日刺されたんだって?」

「傷は?大丈夫?」

 

毛先を巻いている黒髪ロングヘアー

華奢な身体に全身黒でコーディネイトしたタイトな服

鉢植えに水をさしながら一縷を心配する母

 

一縷
「あ・・・うん

大丈夫だよ母さん

父さんは?」

 

ゴソゴソ

 

自分のカバンの中に手を入れ、何かを探す一縷

 


「部屋で仕事よ」

「それより刺したのは誰?叫助くん?」

 

 

じょぼじょぼ

鉢植えから水が溢れている・・・

 

 


「ダカラアンナノト付き合うナッテイッタノヨ・・・

両親ガイナクテ一人グラシデお金もナクテ・・・

育ちガワルイノガ見え見えのゴミクズ・・・」

 

「アレダケ注意シタノニ・・・

一縷も一縷ヨ・・・」

 

ガタガタと身震いしながら一縷を見つながら話す母

 

その手は水が溢れている鉢植えに水をそそぎ続けている

 

 

一縷
「大丈夫だよ、もう辞めてもらったから」

 

「はい、全国模試」

 

 

その光景に慣れた様子で何食わぬ顔で返し

 

全国模試の結果を母に差し出す一縷

 

 


「・・・・・」

 

 

ぴた・・

 

 

水を注ぐ手が止まる母

 

 


「あれ・・・?

現代文だけ少し悪いじゃない・・・」

 

「他のは全部トップ5なのに・・・

生徒会長なんてやってるから・・・」

 

 

一縷
「母さんを裏切るようなことはしないよ、信じて」

 

にこっ

 

「大事なことなんだ」

 

と一縷はさわやかに笑う

 

 

 


「・・・フフ」

 

「それもそうね、一縷はいい子だものね?」

 

嬉しそうに少しだけ顔を赤らめる母

 

 

一縷
「夕食はいらないから・・・」

 

 

階段を上がり自分の部屋に向かう一縷

 

「あ、水溢れてるよ」

 

 


「あらやだ、よく気が付く子ね?」(フフ)

 

 

 

 

 

 

一縷の部屋

 

 

広い部屋に大きなテレビ、ソファ、ベッド、電子ドラムセット

 

 

 

ドサッ

 

シュルッ

 

 

カバンを荒々しく投げ、ネクタイを緩める一縷

 

 

ガチャ

 

 

ゴソゴソ

 

 

 

 

デスクの引き出しから取り出したのはトランシーバー・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

父・水沼望の部屋

 


「がははははは」

 

沢山の鹿の剥製が飾られた部屋で、一人高笑いしている望

 

「いやいや、組長さんには負けますよ!!」

 

一枚の髪を片手に椅子に座り、誰かと電話で話している

 

「文字通り鍵男ですから」

「くれぐれも下の者にはバレないように」

「当日までそちらで・・・ええ・・・

竹取ビルでお世話になるということで・・・ええ・・・」

 

「私の下で働いていたことも消し去っておかないと

後々面倒なことになりますからねえ」

 

 

ダダダダ

 

ウィィン

 

誰かの履歴書をシュレッダーにかける・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

一縷の部屋

 

 

イヤホンを耳に当て真剣な眼差しの一縷

 

一縷の聞いているのは父・望の電話での会話

 

(市長と暴力団とがつるんでるなんてバレたら)

(国政進出も水の泡ですからのう)

(がははははは)

 

 

盗聴が終わりどこかへ電話を掛けようとする一縷・・・

 

 

 

 

 

 

一方・・・

一抹市 雷王通り

 

 

それなりの人と車が行き交う

 

一縷に頼まれたパンフの写真を受け取り、プリントハウスから出てくる唐沢

 

唐沢
「うし・・・」

「これでパンフの写真はOKっと・・・」

 

パンフの写真をカバンにしまい歩き出す唐沢

 

 

唐沢
(しかしびっくりしたなあ・・・)

(アイツが実はあんな奴だったなんて)

(今までの優秀な会長は支持を集めるための演技だったのか・・・!?)

 

(怖ぇ・・・)

 

(でもまてよ・・・

アイツがもしこのまま大人になってマジで力をつけていくとしたら・・・)

 

(今の俺、ずげえオイシイ位置にいるんじゃね!?)

(アイツについてきゃ実質No.2の俺も同じように偉くなって・・・)

 

(グラビアアイドルとか女優とかと結婚したりも夢じゃなくね!?)

(何だこの人生の急展開!?

でもアイツならマジで有名になりかねなくな!?)

 

(ムフフフ・・・)

 

非現実的な妄想で一人盛り上がる唐沢

 

(億万長者ウマ-♪)

 

(叫助が一縷と仲良かったのはこのためか!?)

(いやでも待てよ・・・!?)

 

(じゃあ何で刺したんだ!?

あれがなきゃ俺にこんな話フッてこなかったハズ)

 

(わざわざ自分からこんなオイシイ話、台無しにするなんて)

 

唐沢の妄想は続く

 

 

 

ガタン!!

 

 

 

???
「うわ・・汚ったね・・・」

 

妄想する唐沢の後ろでゴミ箱にぶつかる男

 

唐沢
「ん?」

 

???
「最悪、ガム踏んどる・・・」

 

唐沢
「きょ・・・叫助・・・・・!?」

 

叫助
「ん?」

 

靴の裏のガムを剥がしながら唐沢に気づく叫助・・・

 

叫助に復讐を宣言していた一縷に「叫助を見つけたら連絡してくれ」と言われた唐沢

偶然にもその叫助と鉢合わせてしまう

唐沢はこのあといったいどうするのか!?

こちらに気づいた様子の叫助の反応は!?

一体どうなってしまうのか!?

wpid-screenshot_2014-12-26-00-49-32_1.jpg

 

※以下感想※
さわやかイケメン生徒会長の水沼一縷の裏の顔!
まあありがちっちゃあありがちではあるんですが
ラブレターを握りつぶすところとかは意外というか
裏の顔があるという設定にするにしても
その切り替わりの場面が斬新!
普通に会話していて突然復讐の話をし始める感じ
面白いことになってきましたね~
唐沢はこのあとどうするのでしょうかね?
普通に話してあとから一縷に連絡?
それともすぐさま連絡?
はたまた連絡はしないとか?
序盤のこの辺の話の作り方はほんとにうまいですね
この話で個人的に気になるのは
子離れができていなさそうな母親の存在
いかにもヒステリー女って感じの風貌
後から何かとんでもないことをやらかしそうな気がします

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

人気記事

コメントを残す

*