メジャー2ndセカンド (MAJOR2nd) ネタバレ感想 第6話 「ちくしょお」

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メジャー2ndセカンド
(MAJOR2nd)
第6話
「ちくしょお」

薫が見つけたのは・・・!?

前回までのあらすじ

MAJOR2nd(メジャーセカンド)第5話「二世の潜在能力(ポテンシャル)」

※以下からの内容はネタバレを含みます


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内容・ネタバレ

「この人は・・・?」

 

見覚えのあるその後ろ姿に話しかけようとする薫だが、人違いだったら恥ずかしい、と横から見てみようと静かに移動。

しかし、その男は腕時計で時間を確認すると、薫と反対の方向へ立ち去り車へと向かった。

 

帰ろうとしているその男性の姿を遠くから様子をうかがう。

 

(あーやっぱし寿くんじゃーん!)

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懐かしい姿に思わず笑顔になる薫。

 

「あぶなーい!」

 

振り返るとファールボールが薫めがけて飛んできている。

なんとか避けるがその間に寿也の車は走り去ってしまった。

 

そして試合は最終回。

 

2点差で負け越したままツーアウト。

 

大吾は試合そっちのけで考え事をしていた。

 

苦痛な試合もこれで終わる・・・。

仕方なく穴埋めできたけれど、これでもう野球をやることもないだろう。

 

同じ二世でこうも違うなんてな・・・。

光はたった一試合であっという間に野球のコツを掴んだ・・・。

 

簡単にヒットは打つはわ、打球感はすぐに身につけるわ、肩は化物クラスだわ・・・。

 

 

これだったんだよ・・・。

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俺がなりたかったのはこういう二世だったんだよ!!

 

 

すると、光が大吾に話しかける。

 

「野球はもうやらないの?

同じ二世で学年も学校も同じ。

できれば一緒に野球をやりたいけど。

やっぱり野球はハッピーじゃないのかな?」

 

すると大吾は

 

「ハッピーじゃないね

お前みたいに才能を受け継いでる二世ならハッピーだろうけどな」

 


「そうかな?

才能とスポーツが好きかどうかは別の話でしょ」

 

試合はサードゴロからファーストへの送球が乱れ、ランナーがひとり出ていた。

 

「彼らみんながその才能に溢れていると思うかい?

そんなの特になくても僕にはハッピーに見える」

 

大吾

「あいつらは二世じゃねーじゃん!

変なレッテル貼られるわけねーじゃん!」

 

「他のやつはオヤジと比較されないし・・・

できなくてもコンプレックス感じることなんてないじゃん!!」

 


「なるほど・・・」

 

「要するに君は野球をやりたかったんじゃなくて・・・

野球でお父さんみたいな有名人になりたかっただけなんだ」

 

「そりゃ才能を言い訳にやめたくもなるね」

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次の打者もデッドボールで出塁する。

 

そして、打順は大吾に回ってきた。

 

しかしそれを知ったベンチからは・・・

 

「終わった」

「残念ジュニア」

 

などの声が聞こえる。

 

それを聞いた光は、普通に応援できないのか?仲間がそんなだから大吾はやめてしまったんだ。と檄を飛ばす。

 

驚いて言葉を失うベンチのチームメイト。

バッターボックスへ向かう大吾へ向かって光が叫ぶ。

 

「打てよ!

悔しいだろ!

せめて最後に一本くらいヒット打って俺もこいつらも見返してやれ!」

 

そして全員が静まり返り、大吾の打席を見守る。

 

プレイ!

 

一球目はボールを見切った。

 

大吾は光に言われた言葉を思い出していた。

 

才能とそのスポーツが好きかは別の話・・・

要するに君は野球をやりたかったんじゃなくて・・・

野球でお父さんみたいな有名人になりたかっただけ・・・

 

(ドヤ顔で何言ってんだ!)

(有名人とかじゃねーよ!)

(俺は本当に憧れてたんだ!!)

 

(おとさんみたいなかっこいい選手になりたかったんだ!!)

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(才能なくても楽しめるほどいい加減な憧れじゃなかったんだよ!!)

 

 

 

 

 

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「走れ大吾ー!」

 

 

(ちくしょお!!)

(ちくしょお!!)

(ちくしょお!!)

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セーフ!!

 

大吾は必死で走り、なんとか出塁!

大吾の初ヒットを喜ぶ薫。

 

そして、ついに満塁に!

 

「嫌だ・・・」

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「こんなあたりそこね、初ヒットじゃない」

次号へつづく


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感想

そりゃあそうですよね。
光の言うとおり!
前の記事で自分が書いていたようなことをそのまんま光が代弁してくれました。
大吾の思う、強い憧れだからこそってのもわからなくもないですが、早くに結果を求め過ぎてるのは確かです。
大吾が求めているのは、「上手くいくから楽しい」という順序でしょうが、それは欲張りな考えです。
まだ小学生なんだし、まずは純粋に楽しむことから!
リトルに入る前は純粋に楽しめていたのでしょうが、実際にドルフィンズに入ってから嫌になった。
ということは、人よりできるということが楽しい、つまり優越感。
それは二世という優越感、その才能を受け継いでることの優越感。.
それを期待していたのでしょうが現実は違った。
このことは、この大吾の性格上、才能がなくて正解だったかもしれないですね。
ちょっと早いですがやっぱり挫折から這い上がらないと強くはなれません。
ほんと光の言うとおりです。
で、たとえ「たまたま」だとしても、がむしゃらにやることが結果としてヒットになりつながった。
やっぱりそういった気持ちが大事なんですよね!
特に野球というスポーツはそういったイメージが強い。

メジャーからメジャーセカンドへ!
満田拓也の想いとは!?

前作のメジャーとはまた違った境遇にあるメジャーセカンドですが、自分はこっちの設定のほうが好きですね。

実際の野球、いやスポーツというのはこういったことがほとんど。
前作のメジャーを少しづつ読みすすめてみて、面白さは十分にあるのはわかるのですが、正直言ってあれは・・・。

「まあ、マンガだな・・・」

といった感じ。

いくら才能があってもそんなにうまくいくわけはないですし、プロの選手というのはみな泥水を飲むような努力をしてきています。

確かにあのメジャーを読んで、憧れて野球をやりたいと思う少年たちに夢を与えることはできますが、野球をやること、試合をやることが野球の全てだと勘違いする子も沢山いると思う。

自分は中学、高校とバスケをやっていましたが、半分はランニングと筋トレ、やっとボールを触れたかと思ったらほとんどが地道な基礎練習。
そして、そこまでやっていても、試合に出れるかどうかすらわからない。
出たとしてもほんのわずかだったりとか。

野球でもバスケでもサッカーでもみな同じです。

華麗な技を繰り出したり、気合いだけで乗り切ってみたり、数あるスポーツ漫画の中では実際にはありえないようなことがたくさん出てきます。
もちろん、夢を壊したくはない、という気持ちもありますが、野球というもの、スポーツというものを勘違いして捉えている子供たちもいると思う。

そしてそれが、メジャーセカンドの主人公・茂野大吾に映し出されているように思います。

もしかしたら、満田さんは、前作のメジャーで飛び抜けた才能を持ったキャラクターの挫折と成功を描き、夢を与えていたが、その反面、心のどこかで「現実はそこまであまくない」という気持ちはあったのではないでしょうか。
そして次作、メジャーセカンドで、それを表現し、「現実は甘くない、だけど『上手くない=面白くない』ではない。

 

「スポーツをいつでも楽しむことが大事」

 

「そしてより楽しくなるよう

人生で素晴らしい財産となるよう

いつまでも努力を惜しまない」

 

「それがスポーツだ!!」

ということを伝えようとしているのではないだろうか。

今後の展開予想

大吾が出塁したことで、ツーアウト満塁!
そして次はモンスタービギナー佐藤光!!
これは活躍する絶好の場面!
渾身のひとふりで、ジャストミートさえすればホームランもありえる。

だがしかし、ここはそうはいかないと思う。
満田拓也さんの想いの考察でも書いたとおり、前作のメジャーならおそらくここは満塁ホームラン。

だが、今作のメジャーセカンドで読者へ伝えたいことを考えると、恐らく大きめのセンターフライあたりかなと思う。

始めたばかりの時から何もかもが上手くいく、そういった出来事が勘違いを生んだりすることもある。
それによって努力をしなくなり、逆境に打ち勝てない選手になったりする。

やっぱり最初の頃、子供の頃はあまりうまく行き過ぎないほうがいいのかもせいれません。
小学生ならまだいくらでもはいあがれますが、ずっとうまくいったまま大人になって大きな壁にぶつかると、修正がきかず、逃げ出して終わり。
なんてことになりそうです。

と、いつのまにか展開予想じゃなくなってましたが(^_^;)

とりあえず自分の予想では光は安打を打てずにゲームセット。
練習試合は敗北に終わると思います。

そして試合後に大吾が感じることは・・・。
「せっかく出塁したのに打ってほしかった・・・」
「どうせなあらあそこで光に一発かましてもらって勝ちたかった・・・」
なんて気持ちが芽生えるんじゃないでしょうか。

そこでやっと初めて野球に参加したといえます。
今までは、二世だとか才能だとか・・・。
チームのやろうとしている野球に参加すらしていなかったと思う。

それがやっと、チームで勝つこと。
それに向かって努力することに気がついてくれるのではないでしょうか。

この光るとの出会いが大吾を動かしそうです。


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