ビリオンドッグズ第五話【ネタバレ・内容・感想】

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ビリオンドッグズ第五話

 

 

前回のあらすじ

 

喫茶おひょいにて待ち合わせをしていた一縷と叫助。
自分たち二人が大芝居を打って周りを騙していたことに高笑いする。
そしてその大芝居はある計画への幕開けだった。
一縷は策士、叫助は隠密として・・・
その計画の最終目標は、一抹市市長である父・望の隠し持っている現金30億を奪い取るというとんでもないものだった。
内容を再確認し、固く手を取り合う二人
「『30億で結ばれた関係(ビリオンドッグズ)』!!!」
「2人でひとつで(ニコイチ)で30億を強奪する(とる)!!!」
壮絶な計画が今、動き出す!

 

 

 

 

内容・ネタバレ

 

100日前・・・

 

 

ディーフェン!!

 

 

ドムドムドム

 

 

華麗なドリブルでディフェンスを置き去りにする一縷

 

 

ファサ

 

 

一縷のレイアップシュートがリングを通る

 

 

相手選手
「かぁ・・・とめらんねえ・・・」

「クソ・・・一縷め・・・」

「ハア・・・ハア・・・」

 

 

女バス部員・小谷静乃とその友達
「カッコイイ」

 

 

 

一縷
「もう一本行こ!」

 

右手でボールをキープしながら左手の人差し指を立てる

 

 

 

???
「おーい一縷」

 

一縷
「!」

 

 

声のしたほうへ振り向く一縷

 

 

 

一縷
「叫助!」

 

 

叫助
「うぃーっす」

 

 

一縷
「何やってんの?授業始まってんぞ?」

 

 

叫助
「うん、知ってる」

 

 

「帰るの、俺・・・てゆーか・・・」

 

 

「学校やめるわ」

 

 

 

一縷
「・・・え?」

 

 

素直に驚く一縷

 

 

「何言ってんの?」

 

 

叫助
「金がねえんだ」

 

「お、百円みっけ」

 

 

 

一縷
「ちょ、待てよ・・・

どーゆーことだよ?」

 

 

叫助
「ウチ、ド貧乏だから

・・・前にも言ったろ?」

 

 

一縷に背を向けて百円を拾おうとする

 

 

「親父もお袋も俺が9歳の時に交通事故で死んでいなくなった」

 

「そっから俺たち姉弟は二人で暮らしてたけど」

 

「姉ちゃんが心臓悪くして倒れてから3年」

 

「あれ・・・百円じゃねえや・・・その入院費と俺の学費は親の貯金切りくずしてたんだが

それがもう底をついちまう」

 

 

 

一縷
「・・・・・」

 

 

叫助
「だから俺、学校辞めて働くことにした」

 

「俺が高校卒業して大学四年行ってちゃんとした金稼げるようになるまで・・・

あと5年も姉ちゃんの体はもたねえらしいんだ

早いとこちゃんとした手術受けさせてやりてえ・・・」

 

 

 

叫助
「要は金だよ金」

 

「金さえあれば俺は学校辞めずに済むし姉ちゃんも助かるんだ」

 

「『金が無くても幸せ』なんてぬるい奴らの戯言だって身に沁みてわかったぜ」

 

 

一縷に背を向けたまま百円と間違えて拾った硬化をつまんで言う

 

 

叫助
「『世の中は金が無ければ幸せにはなれない』んだよ」

 

悲しむでもなく、怒るでもなく、ただ何かを悟ったように語る叫助

 

叫助
「お前にだけはちゃんと話しとこうと思ってな」

 

 

「じゃあそーゆーことだから・・・」

 

一方的に話を終えた叫助は振り返り手を挙げ、そのまま立ち去ろうとする

 

一縷
「待てよ叫助・・・」

「その件、俺に何か出来ることはないか?」

 

 

そう言って叫助に歩み寄る

 

 

叫助
「・・・・・」

 

「あ?」

 

 

一縷
「親父は市長だ」

 

「親父に頼めば市内の病院を手配してもらえるかもしれない・・・」

 

 

「それに・・・」

 

 

 

叫助
「『大事な友達の頼みだって言えば学費の免除くらいは何とかなるかも』・・・ってか?」

 

 

一縷の言葉を遮るように叫助が言った

 

 

一縷
「え・・・」

 

 

叫助
「ハッ、やめろよ」

 

 

うつむいて笑う

 

 

「そんなことしたら俺達は親友(ドッグズ)じゃなくなっちまう」

 

 

そう言ってコインを一縷へ向けて右手の親指ではじき出した

 

 

パシッ

 

 

それを左手で受け取る一縷

 

 

叫助
「俺はお前を認めてる

お前はいずれスゲエ奴になる」

 

「だからこそ借りはつくりたくねえ」

 

「気持ちだけで十分だ、一縷」

 

 

満足そうに言う叫助

 

 

言葉の出ない一縷

 

 

叫助
「世話になった」

 

「またどっかで逢おうぜ」

 

 

そう言って一縷に背を向け立ち去る

 

 

左手に持った硬化を見つめる一縷

 

 

一縷
「・・・・・」

 

 

遠くなる叫助の背中

 

その背中を見つめる一縷の目は鋭く、何かを覚悟したような目だった

 

左手の手のひらに乗せた硬化を見つめ

 

 

 

 

一縷
「金が

要るんだな?」

 

 

叫助
「あ?」

 

 

聞こえていた叫助が振り返る

 

 

そして再び歩み寄る一縷

 

 

一縷
「ちょうど相方(パートナー)を探してたんだ」

 

「俺の裏で動く奴を」

 

 

 

ぐ・・

 

 

硬化を握り締めて言う一縷

 

 

 

一縷
「やっぱお前しかいないみたいだ

金の為に生命(いのち)張れるような強心臓者(バカ)は」

 

 

 

叫助
「一縷・・・?」

 

 

 

一縷
「勝てば30億、一人15億の計画だ

俺を信じるなら乗れよ」

 

 

 

そう言って握った拳の親指の上に硬化をのせる

 

 

一縷
「お前の人生(チップ)全賭け(オールベット)でまずは副会長に立候補しろ」

 

 

 

ピン

 

 

 

そう言って硬化を叫助に向けて弾く

 

 

 

パシ

 

 

 

それを右手で掴む叫助

 

 

叫助
「フン・・・」

 

 

掴んだ硬化を見つめながら

 

 

 

 

叫助
「その話、詳しく聞かせろ親友(ドッグズ)」

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※以下感想※
ここからは『30億強奪計画』を二人が実行に至るまでの回想のようですね
まあこれがないと話は面白くは出来ないので必須なのですが
大芝居を打つ話の後に回想としてもってくるところがうまいなあと感じますね
普通にここから始まる漫画でも全然おかしくはないのですが
掴みとして、冒頭にいきなり一縷を刺すシーンを持ってくることで
完全に読み手の心を掴んじゃいますからね
それにしても、一縷ってバスケも上手くてなんかズルいですねww
叫助もカッコイイですがあの手のキャラはなかなか女子ウケはしませんからね~
今回の話でちょっと好きなシーンがありました
学校を辞めて働くと言った叫助に
何とか力になれないかと言ってあのシーン
お金持ちの子と貧乏の子が友達
お金で力になろうとするお金持ちの子
けどそれが気に食わない貧乏の子
結構漫画などでもありがちな設定なんですが
本来なら貧乏の子は
「そーゆーのやめてくれないか!金持ちのそーゆーとこが嫌いなんだよ!
なんでも金で解決できると思いやがって!」
的なセリフで怒るパターンが多いような気がしますが
自分はそうくると思ってました
けど、叫助嬉しそうに笑って
「友達じゃいられなくなるからやめろ」
「気持ちだけで嬉しいぜ」
と怒るどころかその気持ちに満足してそうだった
このシーンはなんか良かったですね~
なんていうか
心まで貧しくはなくて
お金はなくても何が大切かしっかりわかってる
それだけで、たとえ貧乏だとしても
叫助は人間としてできているし
その気持ちを忘れなければいつか絶対に幸せは掴めるハズ!
なんて言ってるけどこの人たちこれから
とんでもなく悪いことしようとしてるんですけどねww
現段階では計画はまだ始動していませんが
どんな展開、どんな人間ドラマがあるのかが楽しみですね!

 

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