西尾維新✖月マガ 「掟上今日子の備忘録」case:隠館厄介② ネタバレ感想 忘却探偵・掟上今日子に第二の事件!

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西尾維新✖月マガ
漫画版「掟上今日子の備忘録」

ネタバレ感想
最新シリーズ完全漫画第二弾!!


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原作:西尾維新
漫画:浅井よう
キャラクター原案:VOFAN

登場人物

隠館厄介(かくしだてやくすけ)

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いつも事件に巻き込まれ、わけもなく犯人扱いされてしますツイテナイ男。
何度も事件に巻き込まれることで、自衛策として名探偵ホットラインと呼ぶ探偵リストを作っている。

掟上今日子(おきてがみきょうこ)

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一日で記憶がリセットされるが、一日で事件を解決する優秀な探偵。
通称、忘却探偵。

厄介が何度か世話になっているが、以来の度に忘れている。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・あらすじ

「お前の百万円は預かった」
「返してほしければ・・・」

問題編

厄介は、出版社の編集長、紺藤に呼び出された。

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作創社
少年漫画誌 編集長
紺藤文房

紺藤は厄介が作創社でアルバイトをしていた時の上司で、冤罪体質の訳すけを必死でかばってくれた先輩。
退職を余儀なくされた厄介だが、それからも何かと気にかけてくれている存在。

奇妙な事件を数多く経験している厄介に、類例があるのかどうかを聞きたいということだった。

つい先日、作創社の看板作家の里井有次の携帯に脅迫の電話がかかった。

「お前の百万円は預かった」
「返して欲しければ一億円用意しろ」

失くなったのは百万円だが、盗難事件ではなく誘拐脅迫事件。
しかし、その内容は意味不明なため、警察に連絡すべきという厄介。

電話には続きがあり。

「警察に連絡した場合、百万円は二度と戻らないと言え」

それを聞いた里井は、すぐにでも口座に振込みたい。
二億円を振り込んででも百万円を取り戻したいと言っているという。

このような事件の類例があるかと聞かれる厄介だが、もちろんそんなものはない。

電話があったのは土曜日の夕方過ぎで銀行がは閉まっているが、月曜日になれば止めることができないと頭をかかえる紺藤。

それを見た厄介は、力になれるかもしれないという。
あくまで犯人は警察には連絡するなと言っただけ。

「紺藤さん・・・だったら僕に」
「探偵を呼ばせてくれ」

翌日
日曜日

里井の自宅を訪れた厄介と紺藤。

里井有次は以外にも若い女性。

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仕事どころではなく、アシスタントは全員休み。

解決というよりも、明日の朝一で銀行にいく。
その時に紺藤についてきてほしいという里井。

紺藤は最も信頼している男だと厄介を紹介。
その時、置手紙探偵事務所、所長、掟上今日子が訪ねてきた。

互いに自己紹介するが、一日で忘れてしまう今日子はもちろん厄介のことも忘れていた。

時間が限られているため、早速仕事に移る今日子。

里井の意思は犯人を捕まえることではなく、とにかく百万円を取り返したいとのこと。

今日子は依頼人の意に背くようなことはしない。
盗まれたものは今日中に取り返すという。

そして

「明日には忘れます」

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盗まれた百万円の隠し場所は冷蔵庫の中。
簡単に見つかる場所にしまっていたために、紺藤が厳しく説教したのだという。

里井の作品のキャラクターのフィギュアに興味を持つ今日子。
依頼を受けてからコミックス12巻を読破し、とても面白かったと話す。

漫画を書く事は大変。
アイディア帳のようなものがあるのかと聞く今日子だが、それを聞いた里井の態度は一変。
あるにはあるが見せられるはずがないと目を背ける。

里井の担当は紺藤。
本来なら若手に引き継ぐところだが、デビュー当時から気にかけているためそうもいかないのだという。

「なるほど、なるほど」

なぜか笑みを浮かべる今日子。

再び百万円が帰ってくるなら犯人はどうでもいいという里井。
仮に犯人を刺激してお金を使われることのほうがよっぽど怖いのだという。

脅迫電話の声に聞き覚えはない。
電話があったのは金曜日の夕方。

人間の記憶はあてにならないので電話の履歴を見せてくれという今日子。
里井はムッとしながらもスマホを今日子に手渡した。

履歴を見て再び笑みを浮かべる今日子。

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報酬と必要経費の話をするため、里井はそのまま部屋に残し、別の場所で話がしたいという今日子。
去り際に、なぜ百万円のために大金を払おうとしているのか聞かないのかという里井。

「それは聞きません」
「私もその百万円には一億円以上の価値があると思います」

作創社に場所を移し、厄介、紺藤、今日子の三人で話す。

報酬の話をするというのはあの場を離れるための口実。
このようなシンプルな事件でお金をもらってもいいのかという今日子。

百万円を盗み、脅迫電話をかけてきた犯人は恐らく・・・。

「アシスタントの誰か」

しかし、すぐ近くにいる人間を怪しむようなそんな推理は厄介を疑う連中と同じだと怒りをあらわにする紺藤。

だが、そんな浅い推理ではなく、納得してもらうだけの理由があるという今日子。

解決編

事件のあらましを聞く限り、誰でも里井の動機が理解できない。
百万円はどうしたって一億円にはならない。

普通ならそう考える。

だが、それがもし特別な百万円ならば?

今日子が最初に思いついた可能性は、その百万円が犯罪絡みの札束という仮設。
その札が流通すれば過去の犯罪が露見してしまう。

その犯罪は例えば銀行強盗。

再び立ち上がる紺藤だが、これはあくまでたとえ話。

このたとえ話は荒唐無稽でありつつも、二つのことを示唆している。

紙幣には通し番号が振られていて、同じ番号の紙幣は二つとない。
これがあるからこそ、犯罪絡みの札は流通すると過去の犯罪が露見する。

この通し番号が一つ目の示唆。
そしてもう一つは・・・。

「紺藤さん、あなたです」

仮にもし犯罪絡みのお金なら紺藤には相談はしない。
そうでなかったとしても、紺藤に相談しなければならない理由にはならない。

理不尽な脅迫に応じる理由を話したくはないのなら、そもそも相談する必要はなかったはず。

でも、里井は紺藤に銀行についてきてほしかった。
事情を隠すつもりはなかった。

ただ、紺藤に強く叱られたことでその先のことを言い出しにくくなった。

しかし、ここまでの話で、違和感を感じる部分があるという今日子。

「ATMじゃ無理な金額で、窓口では後ろめたいなら」

「インターネットバンキングで振り込めばいいじゃないですか」

ネットバンクなら24時間取引が可能で、誰とも対面せずに限度額も高い。
なのにそれを使わなかった。

使わなかったのではなく、使えなかった?

ではどうして使えなかったのか?

パスワード

パスワードは忘れることもあるが、メモをすることは諸刃の剣。
なくすかもしれないし見つかるかも知れない。

三人の中でひとつの仮説が浮かぶ。

紙幣の通し番号をパスワードにしていた。

仮にもし、銀行のパスワードが盗まれてもすぐに凍結してもらえば大事には至らない。
しかし、最大で百個のパスワードが盗まれた場合はどうなのかという今日子。

パソコン本体、クレジットカード、スマホ、ネット通販・・・。

そして、沢山のデータを保存しておくことのできるクラウドのパスワード。

そこにアイディアなのどのデータを全て保存しているのならば、たとえ十億円を出してでもその百万円を取り戻そうとするだろう。

今日子が見る限り、里井は記憶力がいい方ではない。

今日子をずっと「探偵さん」と呼んでいたり、スマホにロックをかけなかったり。
そして、アイディア帳のことを聞いた時の過剰反応が決め手だった。

アシスタントの中で、特にキャリアの長い者から疑う今日子に、紙幣の隠し場所を見られていた可能性が高いからかと聞く紺藤。

確かにそれもあるという今日子。
だが、疑う理由はそれだけではない。

「私は犯人が里井さんが一億円を払うと確信している印象を受けました」

「アイディアの価値を本当の意味で理解できるのは」
「一緒に仕事をしている仲間だけなんじゃないかなって思いまして」

それなら、一緒に仕事をしたことのない今日子がなぜ一億円以上の価値があると同意していたのかと聞く厄介。

「そりゃあだって」
「私は創作者ではありませんけれど」

「記憶の価値とそれが失われる恐怖は誰よりも知っていますから」
「たぶん毎日のように実感しています」

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数時間後、紺藤が独自に調査し、犯人と特定。
犯人はチーフを務めるベテランだった。

多少推理にズレはあったが、脅迫電話を受けた里井にはある程度の目星はついていたという。
犯人を庇う気持ちと、それよりもパスワードを取り返すことを優先して考えていた。

その後、犯人は静かに里井のもとを去ったという。

帰り道、今日子と話しながら歩く厄介。

最初の段階で紺藤さんに正直に言っていればややこしくはならなかったという厄介。
だが、今日子は里井が紺藤のことが好きだから、叱られたくないというよりは恥ずかしかったのではないかという。

それはどういった推理なのか理解できない厄介。

「ただの女の勘です」

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「こういうことに関しては私は外したことがありません」

紺藤はいい人だち、仮に犯人は女性だったならば、そういったことも動機につながっていたかもしれないという。

後日、厄介は紺藤と会った時に妙なことを聞かれる。

それは、紺藤が昔海外支部にいたときに会っていたある人物と、掟上今日子が非常に似ているのだという。

紺藤が今日子に初めて会った時に驚いていたのはそのせいだった。

厄介が知り合ったのは二年前。
それ以上昔のことはわからなかった。

しかし、厄介は今日子のことが忘れられなくなっていた。

今日子は探偵事務所の所長。

記憶を失い続ける以前の気のyの今日子さんがいつかどこかに存在していた。
その設定は永遠に取り戻せない。

そんな当然のことを初めて意識した。

今日子さんには掛け値なく

本当に今日しかないのだと

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感想

事件の推理というよりは、紺藤の登場回と今日子の忘れることへの辛さみたいな話でした。

厄介は今日子にどんどん惹かれているようですが、仮にもし、普通に記憶が継続する今日子に戻った場合、今のような状態がずっと続くかはわからないところが辛いですね。
あまり深く踏み込むと厳しい未来が待ってるような気がしますね~。

今日子はやっぱり銭ゲバ!

前回の研究所の話で、やたらと依頼人の利益と自分の利益が比例することを主張していました。
だからこそすぐに解決するのだと。

そして今回も、厄介がさりげなく今までの支払い分を返してもらおうと言った途端に、記憶にないから返さないときっぱり。

ここはまるで言葉とは反対にまるで全て覚えているかのような対応ww
まあこれは漫画のちょっとした笑いところなのでしょう。

記憶が消えることでいくらでも連載できる!?

にしても、本当にどこまでの記憶が引き継がれてどこまでが消えるのかという設定がちょっと曖昧ですね。

もしかしたら、忘れてしまうと言っているだけで、実はそれも全て嘘で演技しているということだってありえますからね。
それか、思い出せないというだけで、記憶が消えるという表現とは少し違う可能性もありますからね。

そうなると、話がかなり進んだ段階で、今までのことを全て思い出すということも考えられます。
この作品は、長期連載狙いなのか?短編の連続なのか?
着地点が決まっているかどうかは定かではないですが、この設定なら結構引っ張れると思うのでヒットして欲しいですね。

主人公の探偵が、か弱い女性というのも魅力です。

あとは、定番の決めセリフなんかができると完璧ですね!

忘却探偵シリーズ【最新作】【ドラマ】情報

シリーズ第一弾「掟上今日子の備忘録」

冤罪体質の青年・隠館厄介を忘却探偵が救う!

シリーズ第二弾「掟上今日子の推薦文」

企む芸術家と忘却探偵が対決!

シリーズ第三弾「掟上今日子の挑戦状」

鯨井が「アリバイ証言」に選んだのは皮肉にも一日しか記憶がもたない忘却探偵。
殺人事件の証人となる「掟上今日子のアリバイ証言」「密室殺人」「ダイイングメッセージ」の謎に今日子が挑む!

ドラマ「掟上今日子の備忘録」

日本テレビ系列
2015年10月10日(土)夜九時~毎週放送

掟上今日子:新垣結衣
隠館厄介:岡田将生

ドラマオリジナルキャラクターも登場するので要チェック!

シリーズ最新作「掟上今日子の遺言書」

忘却探偵シリーズ最新作「掟上今日子の遺言書」

物語シリーズ最新作「愚物語」

発売日:2015年10月6日
二冊同時発売!

最新作のタイトルは「掟上今日子の遺言書」
「遺言書」ということはもしかして・・・。

驚異の執筆速度で有名な西尾維新先生の忘却探偵シリーズは早くも四作目。
完結するのか!?

個人的にはシリーズとして繰り返して大作になってほしいところです。

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