西尾維新✖月マガ 漫画版「掟上今日子の備忘録」 case:隠館厄介① ネタバレ感想 最新シリーズ完全漫画化!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

西尾維新✖月マガ
漫画版「掟上今日子の備忘録」

ネタバレ感想
最新シリーズ完全漫画化!!

月間少年マガジン9月号から連載スタート!


スポンサーリンク

クラスで物がなくなると、特に理由もなく犯人扱いされる奴。
それが僕。

幼い頃からいつもそう。
トラブルがあると疑われ、誰もが僕をつるし上げた。

どれもこれも身に覚えのない冤罪。
お天道様に恥じるようなことは一度もない。

原作:西尾維新
漫画:浅井よう
キャラクター原案:VOFAN

登場人物

隠館厄介(かくしだてやくすけ)

wpid-imag5395_1.jpg

いつも事件に巻き込まれ、わけもなく犯人扱いされてしますツイテナイ男。
何度も事件に巻き込まれることで、自衛策として名探偵ホットラインと呼ぶ探偵リストを作っている。

掟上今日子(おきてがみきょうこ)

wpid-imag5388_1.jpg

一日で記憶がリセットされるが、一日で事件を解決する優秀な探偵。
通称、忘却探偵。

厄介が何度か世話になっているが、以来の度に忘れている。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・あらすじ

問題編

笑井研究室で働く厄介は、今日子を呼び出した。
訪ねてきた今日子を見て再会を喜ぶ厄介だが、「はじめまして」とあいさつされる。

なぜなら、彼女は一日で全てを忘れてしまう忘却探偵。

事件の内容は、研究のバックアップデータが保存されたSDカードがなくなったというもの。
室長は、カードだけでなく犯人の特定も依頼。

研究室のメンバーは5人。

wpid-imag5391_1.jpg

笑井航路

wpid-imag5392_1.jpg

百合根

wpid-imag5393_1.jpg

岐阜部

誉田

wpid-imag5395_1.jpg

隠館厄介

機密だらけの研究室からはまだ誰も出てはいない。
身体検査をして別室へ一人ずつ呼び出す今日子。

最後に取り調べを受けたのは厄介。

たとえ研究が独自のものでも、一旦外に出てしまえば、その発送を盗まれてあっという間に先んじられてしまう。
その被害額は少なく見積もっても数億円。
お金の問題もあるが、これまでの研究がパアになることを室長が恐れていることを話す。

「隠館さん」

「一番犯人じゃなさそうなひとは誰ですか?」

一人一人を疑いの目で見て考える厄介。
しかし、その作業は今まで自分がされてきたことで、とてもつらい気持ちになった。

そんなことを他の誰かにできるわけがない。

「隠館さんは」

「優しい人なんですね」

午後9時には帰宅する予定にしている今日子は室内の捜索にうつった。

色々なところを探す今日子。
そして、念のため他のメンバーが所有しているカードを全て調べるように指示。

手持ちの中にデータがあれば犯人というわけではないが、一時的な隠し場所にしている可能性はある。

「木を隠すなら森の中というやつですね」

しかし、全てのカードを調べてみたが、中には該当するものがなかった。
結局、室内でカードは見つからず。

再び厄介だけを別室に呼び出す。

データがある場所のおおよその推理はできたが、犯人の倫理的な特定は今のところ不可能だと話す今日子。
先ほどの調査で見つからなかったことによって、隠し場所の予想はついたが、犯人はわからない。

つまりそれは、訳すけにも犯人の可能性があるということ。
そこで、厄介を信頼して詳しく人間関係を聞きたいのだという。

恭子は基本的に依頼人が嘘をつくと思って仕事をしているが、これまでのやりとりから厄介は正直で嘘はつかないと判断し、信用することにしたとのこと。

厄介は嬉しかった。

今まで逆のことばかり言われてきた。
今日子は次会うときには忘れている。

それでも

人から信じてもらえるというのは嬉しい

どんな細かいことでも、一見関係のなさそうなことでもいいので教えてくれという今日子。

だが、そう話している最中に突然今日子は倒れてしまう。

wpid-imag5396_1.jpg

厄介が様子を見ると、今日子はただ眠っている。
なぜこんな時間に突然眠ってしまうのか。

厄介は今日子をゆすって起こす。

「はじめまして」

wpid-imag5397_1.jpg

「あなた誰です?」

今までの調査も推理したカードの隠し場所も全て無に帰した。

すすと突然今日子は袖をまくった。

その白くて細い腕にはマジックで書かれた文字。
そこにかかれたm文章を読み上げる今日子。

「私は掟上今日子」
「25歳」

wpid-imag5398_1.jpg

「置手紙探偵事務所・所長」
「記憶が一日ごとにリセットされる」

それは、今日子が習慣的に行っていると思われるバックアップ。

消え去った過去の自分からの置手紙。

スカートをめくり、太ももの文章を確認。
そして、腹部には違うペンで書かれたメモがあった。

それは厄介に関する情報で、彼は信用できるから詳しくは訳すけに聞けというもの。

「失礼しました隠館さん」

再び状況を説明する厄介。

眠ってしまったのは不注意。
何かと口にしなかったかと聞く今日子。

今日子が眠ってしまった原因はおそらく調査中に飲んだコーヒー。

腹部にメモを書いたのは恐らく犯人が近くにいることを危惧していたから。
ということは、他の四人の中に今日子を詳しく知る人物がいる。

「眠らせれば私を無力化できる・・・ということを」

犯人は恐らくコーヒーの中に睡眠薬を入れて今日子を眠らせた。
今日子はその手の薬を飲まないので、風邪薬でも精神安定剤でも効き目はある。

記憶がなくなってしまったことで、また一から出直しだと頭をかかえる厄介。

「いえ、調査を繰り返す必要はありません」
「犯人はひとつ致命的なミスをしました」

「ミステリーにおいて、探偵に手を出すのは反則です」
「向こうが反則を使うなら、こちらも反則を使えます」

軽い気持ちで記憶に手をだしたのなら、犯人にはかならずその報いを受けてもらうという今日子。

「私が一秒であなたの疑いを晴らし、この事件を解決して差し上げます」

解決編

wpid-imag5402_1.jpg

「ここでは立体視の研究をされているとのことですが・・・結局人間なんて」
「見たいものを見たいように見るだけですよね」

コーヒーを入れたポットの前に立つ今日子。

犯人よりも先にカードの在り処を明らかにするという。

先ほど見つからなかったというのは嘘。
カードは見つけたという今日子。

だが、それが嘘だと厄介だけはわかっていた。

カードが見つかったと聞いて、データが無事かどうか、流出していないかを聞く室長。

「残念ながら、データ自体は無事ではありません」
「なぜなら」

「このポットの中」

「熱湯の中だからです」

wpid-imag5403_1.jpg

「ええ!?」

「動くな!!」

wpid-imag5404_1.jpg

「はい、あなた犯人」

今日子が指を指した先には、一人だけ別のところを見ている岐阜部の姿があった。

なぜ彼女が犯人なのか。

本来は罠にかけるようなやり方は禁じてだが、先にその禁じてを使ったのは岐阜部のほう。

ポットの中にあるというのは嘘で、そのことを知っていた岐阜部はカードの無事を確認せずにはいられず、つい隠し場所のデスクのほうを見てしまった。
しかし、それはさっきも確認したカードの山。

木を隠すなら森の中。

「カードの中のバックアップデータをデリートして別のデータを書き込めば」
「それで偽装できるでしょう?」

正確には、バックアップデータに別の追加データを書き込んでから元のバックアップデータのみをデリート。
そして持ち出してから復元することができる。

岐阜部に、これに懲りたら二度と私を眠らせようとするなという今日子。

「私の記憶は一度消えたら二度と復元できないのですから」

捜査はぴったり九時に終了。

岐阜部はデータを大企業に持ち込むつもりだったという。
動機はお金のためではなく、数年後には視力が失われる母に、自分の研究成果を見て欲しくて、大規模な研究機関に供与することで、実用化を早めたかったのだという。

別れ際、しばらくは厄介のことが忘れられないと話す今日子。

それを聞いた厄介はドキっとするが、腹部にマジックで書いているという意味からだった。

また依頼をお願いしますという今日子。

「できればどうか」

wpid-imag5405_1.jpg

「目の覚めるような難事件を」

スポンサーリンク

感想

これは面白いですね。
小説と話は同じようですが、なんせ字を読むことが苦手な私には読みやすくて楽しめました。

それに、キャラクターの描写が結構イメージ通りというか、想像以上でした。
今日子があそこまで色っぽさがあるとは思いませんでしたし、厄介も不運な割には背が高くて男前。

なんだかんだで二人は遺伝子的に優れている感じのタイプです。

今日子さんが予想以上にカワイイ!

白髪に丸メガネという異質な見た目ですが、漫画の中では予想以上にかわいく、女性的に描かれています。

wpid-imag5388_1.jpg

しかも、厄介は長身ですが、今日子は小柄で色白で細身と男性が好む典型的な女性っぽい要素を持ってます。
見た感じで、ちょっと根暗で不気味な雰囲気なのかなと思っていましたが、この感じならキャラクターとしてもすぐに人気が出そうな気がします。

今日子さんは銭ゲバ!?

最も意外だと思ったのは意外とお金に関してがめついということ。

まず依頼を受けた今日子は、室長と報酬の話をする。
そして、依頼人である厄介の利益が直接自分の利益にも反映されることから、絶対に解決するという執念を持っている様子。

wpid-imag5394_1.jpg

まるでどんな悪者でも罪を逃れさせる敏腕弁護士のようww

どれだけ不利な裁判でも、絶対に無罪にできるという無敗の弁護士。
たとえそれが凶悪な犯人ですら罪から逃れさせる!

恋人とともに、順風満帆な人生を送っているように見えた彼だが、ある男との出会いから全てが狂い始める。

自分の中に巣くう悪魔「ディアボロス」

↑マジでおすすめです!

てのはまあ大げさですが、個人経営の探偵事務所として、現実的に必死な一面といったところですね。

今日子さんの記憶はどうやって更新される?

厄介と話している時、3Dの立体映像のことと、専用のメガネのことを話すと、昭和の頃にあったセロファンの二色のメガネを想像しているような発言をしてるのは可愛らしくて微笑ましいですが、これはもしかしたら一部記憶が停滞して時代が止まっている情報もあるのかなと思わせる一面。

しかし、かたや捜査のほうでは、SDカードやバックアップといったわりと当たらしめの言葉や、復元などの専門的なこ情報とその意味まで理解しています。

記憶が失くなるということと、こうした基本的な知識ととでは何かが違うのでしょうかね?

ちょっとそこらへんの設定を今後どのようにしていくのかが気になるところ。
ただ、これが大きな伏線になる可能性もあります。

某少年探偵の黒の組織みたいな感じ?

もしかしたらこの作品も、とんでもない大作になるかもしれませんね。

今日子さんは表情豊か!

普段は大人しくて冷静で、笑顔がかわいい今日子さんで、厄介もことあるごとにトキメイていますが。
たまに見せる恐ろしい表情に、厄介もゾクってきてますね。

今回のお話で、笑顔の他に見せたのは二つ。

探偵としてのプライドが傷つけられて、犯人に報復しようと企む怪しくおぞましい今日子さん。

wpid-imag5401_1.jpg

ゴゴゴゴってww

一秒で解決すると宣言し、嘘をついた瞬間に全員を静止させた時の、怒りとも正義感ともとれる強い表情の今日子さん。

wpid-imag5404_1.jpg

こんなところもあるのかとちょっと意外な一面でしたね。

テレビ版で新垣結衣のあのシーンが見られる?

いくら漫画版とはいえ、今回の話で最もドキっとさせられるのはもちろんあのシーン。

犯人に睡眠薬を盛られて、厄介の前で突然眠ってしまう今日子。
目を覚ますと、袖をめくって自分の腕に書かれたメモを見る。

wpid-imag5399_2.jpg

次に、スカートを豪快にめくりあげて真っ白な太ももをあらわに。
そして最後は上着をめくって腹部に書かれた情報を読む。

wpid-imag5400_2.jpg

ドラマ版で今日子さんを演じるのは大人気女優の新垣結衣さんなだけに、原作を知っている方はここは気になってるんじゃないでしょうか(^^;

いけませんよ~あくまで楽しみなのは作品そのものです。

それにしても、漫画版の今日子さんと、ドラマ版で新垣結衣さんが演じる今日子さんとが違和感なくシンクロしてるのが見事。
実写にするには難しそうなイメージですが、見比べてみるとほぼ完璧に再現されていると思います。

あとは、実際にセリフをしゃべるキャラクターとしてどのように表現されているかですね。
テレビ版の放送まであとわずか、楽しみに待ちましょう!

しかし、見ていて思いましたが、豪快にスカートをあげて、太もものかなり高い位置に書かれていたメモですが、「現在仕事中」のたった5文字ww

別にそこじゃなくてもよかったのでは?(^^;

忘却探偵シリーズ【最新作】【ドラマ】情報

シリーズ第一弾「掟上今日子の備忘録」

冤罪体質の青年・隠館厄介を忘却探偵が救う!

シリーズ第二弾「掟上今日子の推薦文」

企む芸術家と忘却探偵が対決!

シリーズ第三弾「掟上今日子の挑戦状」

鯨井が「アリバイ証言」に選んだのは皮肉にも一日しか記憶がもたない忘却探偵。
殺人事件の証人となる「掟上今日子のアリバイ証言」「密室殺人」「ダイイングメッセージ」の謎に今日子が挑む!

ドラマ「掟上今日子の備忘録」

日本テレビ系列
2015年10月10日(土)夜九時~毎週放送

掟上今日子:新垣結衣
隠館厄介:岡田将生

ドラマオリジナルキャラクターも登場するので要チェック!

シリーズ最新作「掟上今日子の遺言書」

忘却探偵シリーズ最新作「掟上今日子の遺言書」

物語シリーズ最新作「愚物語」

発売日:2015年10月6日
二冊同時発売!

最新作のタイトルは「掟上今日子の遺言書」
「遺言書」ということはもしかして・・・。

驚異の執筆速度で有名な西尾維新先生の忘却探偵シリーズは早くも四作目。
完結するのか!?

個人的にはシリーズとして繰り返して大作になってほしいところです。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

人気記事

コメントを残す

*