メジャーセカンド(MAJOR2nd)ネタバレ感想 第8話 「お前が言うな」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

メジャー2ndセカンド(MAJOR2nd)
第8話
「お前が言うな」

 

 

前回のあらすじ

センスのなさと二世の重圧で野球をやめてしまった大吾。
そんな大吾はドルフィンズに人数合わせのために一日復帰した。
そこには、寿也の息子・光が仮入部していた。
大吾の前で初心者とは思えないセンスを見せ付ける光。
心が折れた大吾は、改めて野球をやらないと決意。

メジャーセカンド(MAJOR2nd) 第7話 「一打サヨナラ」

※以下からの内容はネタバレを含みます

内容・ネタバレ

自宅の居間で朝から言い争いをする大吾と母・薫。

試合に出たらDSを買ってくれると約束していたはずが、薫は野球をやるなら買うと言って許さなかった。

そのことに納得しない大吾。

 

大吾
「最初からだますつもりで・・・!!」


「そーでも言わないとあんたは・・・」

「大体あんたこそだましてたじゃない!」

「いずみから聞いたわよ、ポーズで私立受けるだけで行く気ないって!」

 

そこへいずみが現れた。

 

いずみ
「ちょっと、朝からなにもめてんのよ」

大吾
「うっせ、このおしゃべりクソパンダ!」

 

「うそつき!!」

 

大吾は怒ってそのままランドセルを持って出て行った。

話をすりかえて約束を守らない母に不満を抱きながら一人で登校する大吾。

すると、まがり角の向こうから光と佐倉が楽しそうに話しながら歩いてくるのが見えた。

 


「それで盛大にこけちゃってさ~」

佐倉
「アハハ、それちょーウケる~」

 

メジャーセカンド大吾こける

盛大にこけちゃってさ~

盛大にこけちゃってさ~

盛大にこけちゃってさ~

 

大吾の中で嫌な光景が蘇っていた。

 

「あ、大吾くん、おはよー」

 

光は大吾がいることに気がつきさわやかに挨拶をすした。

 

「おまえら・・・」

 

大吾の反応に、光は佐倉とは家が近所で登校班も同じだからと説明するが・・・。

大吾が気にしているのはそのことではなく、大吾が盛大にこけたことを話題に朝から笑っていたことが気に入らなかった。

 

「最低だよおまえら!」

 

そう言って、大吾は一人走り去った。

 

(最悪だ・・・)

(もう何も信じられない・・・)

教室で落ち込む大吾

(野球のせいで未来が見えない・・・)

 

そしてまた母とのやりとりを思い出す。

 

『野球やるんなら買ってあげます』

 

しかし、大吾はその話には乗りたくはなかった。

才能あふれる光のせいでむしろ以前よりも悪い状況。

あいつとは絶対に一緒に野球はやりたくない。

 

授業に集中できず、元気のない大吾を佐倉は気にしていた。

 

放課後、昇降口

 

「茂野くん」

 

帰ろうとする大吾に佐倉が話しかけてきた。

それを無視して帰ろうとする大吾だが、佐倉がまわりこんで引き止める。

 

「別にあたしだってあなたと話したいわけじゃないんだけど・・・」

「ただ、佐藤くんに頼まれて・・・」

 

佐倉の話では、今朝の光の話は、過去に運動会でこけた時の話で、大吾が勘違いしてるんじゃないかということだった。

 

「あなたのこと大っ嫌いだけど、あたし、人の悪口で笑ったりしないから」

 

そう言って帰ろうとする佐倉が最後に・・・

 

「佐藤くんドルフィンズ入らないって」

「野球はやらないって伝えといてって」

 

教室で最後のごみ捨てをする光

そこへ、帰ろうとしていた大吾が戻ってくる。

 

「朝のことなら佐倉さんに伝言を頼んだけど・・・」

 

「そりゃもういいんだよ」

 

大吾はほんとうに光が野球をさらないつもりなのか確かめた。

 

光は野球をやってみたけどそれほどやり込む気分にはならなかった。

守備はたまにしか飛んでこないしバッティングも8人も待たないといけないし退屈だという。

 

しかし、大吾は光があんなに才能があるのにもったいないという。

笑いながら流そうとする光だが・・・。

 

「うるせー!ふざけんなっつってんだよ!!」

 

「あんなに打てて投げれて守れて・・・」

「俺がほしくて仕方がないもの、何もかも持ってるくせに・・・」

「あんなにかっこいいプレーができるのに・・・」

 

「退屈とか言うな!!」

 

そう言ってそのまま大吾は黙り込んでしまった。

 

「大吾くんは野球が好きなんだね」

 

大吾こそ野球をやめた理由がわからない。

ほんとは野球が大好きなんじゃないかという光。

 

「オッケー、じゃあ僕と一緒に野球やろう」

「君がドルフィンズに戻るなら僕ももうちょっと野球の魅力を探してみるよ」

 

光の提案に大吾は・・・!?

次号へつづく

感想

いずみのサービスショット

またまた出ましたね。
姉・いずみの着替えシーン。

増刊号の巻頭カラーでいきなりいずみの下着姿から始まり、「お!」となった読者もおおいでしょう。

しかし、このコマなんですが後の話を見てみても、全く必要がないコマw
大吾が「おしゃべりクソパンダ!」と変な暴言を吐く伏線になっていただけ。

25ページの下に「14ページの巻頭カラーから読んでね!!」と書いてあり、確かに気づかない方は25ページから読み始めて「巻頭カラーじゃねえじゃん!」ってなる可能性もあるので、あのいずみの下着姿で、読者の心を掴むのが狙いだったのかもしれません。

有村架純さんの写真のあとにいずみの下着姿をもってくるというこのつながり。
ナイスですね!

カラーなだけに、下着の陰影が妙にリアル・・・。

が、しかし・・・いずみはまだクマのパンツを履いているような子供ですからねw
この描写で喜ぶのはせいぜい小中学生男子だけでしょうww

ただ、巻頭カラーといってもメジャーセカンドの漫画のコマはこのいずみの下着姿が拝める1ページのみで、他はすべて特報ページ。
ちょっと期待はずれだったかな・・・(^_^;)

薫と大吾の約束

これは難しい問題ですがさすがに約束を守らない薫はいけないと個人的には思います。

小さい頃によくあった、「親あるある」大人のずるくて都合のいいやり方をよく不満に思っていたものです。
しかし、親子の間でかわした約束を親が守らないと、子供も約束を守らない子供になってしまいます。

大吾はほんとに辛い思いをしながらも、報酬をもらうためにそれなりに頑張った。
試合に出て何もしないのではなくて、きちんとプレーをしていた。

なのに親が約束を守らず、話を変えるのはよくないと思います。

では逆に、親として嫌なことをしなくてはいけない、そうしないと子供が約束通り動いてくれない。
となると、親は頑張って嫌なことを頑張るでしょうか?

できた大人の方なら、嫌なことでも子供との約束を守るために頑張るでしょう。
その姿を見せることがまた教育にもなります。

ただ、子供との約束を軽く考えていた場合、「そんなことよりお前は自分のやることやれ」と言ってしまうことでしょう。
自分もそういったことが多々あり、情けなく思います。

薫は若干そちら寄りだし、ましてやお金で解決できるような約束はするべきではなかったですね。
お小遣いや、お金で買えるものというのは、親はたいして頑張ってもないですし、その努力する姿も見せることはできませんからね。

いくら親子でも、口喧嘩で話をすりかえるのもずるい。
大人同士の口論でも、他の話を持ち出すのはフェアじゃなく、話が大きくなっていくだけですから。

六年生といってもまだまだ子供の大吾にとっては、この薫のやり方はかなり不満だったでしょう。

守らないようなら約束しちゃだめですね。


スポンサーリンク


大吾の勘違い

まあありがちなことですよね。

他人が楽しそうに話している内容が、「自分のことなんじゃ・・・」なんて思ったりすることってあります。

ましてや大吾のような精神状態では変に被害妄想が膨らんだりしてこんな勘違いが起きてしまいますよね。

それが特に好きな女子とライバル的な男子とが話していたりするともう気が気じゃない。
いてもたってもいられないです。

自分と話している時よりも楽しそうに見えてしまったりして、変にひねくれた感じになってしまう。

まあ大吾の場合は佐倉にはまだ特別な感情は抱いていなさそうですが。

とにかく大吾は悩める男子なので、ちょっとしたことに敏感になってしまうんですね。

野球では失敗ばかりし、才能あふれる二世が現れ、母親には約束をまもってもらえず、極めつけにライバルと自分を好きだったと言ってくれた女子が自分の悪口を言っていた。

そりゃもう落ち込みますよ。

しかし、大吾が教室で思っていること。

(野球のせいで未来が見えない・・・)
そう思うのは間違いですね。

野球が大吾の未来を暗くしている?
じゃあ、野球をなくしたら大吾の未来は明るくなるの?

何もかもまわりのせい、野球のせいにして。
未来が見えないのは野球のせいじゃない!

 

大吾!君が未来を見ようとしていないからだ!
下を向いたり、後ろを振り返ったり、周りを見たり。

自分の進む道のその先を、前を向いて見なければ未来がみえるはずがない。

苦しいのはわかるけど、悩んで、もがいて、それでも野球人生を歩みたいと願うなら、まっすぐ前を向いて進むしかないんだよ大吾!

 

光がなんだ!おとさんがなんだ!いずみがなんだ!

 

大吾は大吾だ!

 

自分のできることをやるしかないんだよ。

佐倉の想い

やたらと「あんたと話したいわけじゃない」やら「大っきらい」やらと、まだ好き好きオーラ全開の佐倉。

勘違いを解消しようと頼んだ伝言は、光も佐倉に頼んだと言っているので間違いないでしょうが、気にしていたのは佐倉なんじゃないかと思う。

授業中に落ち込んでいる大吾が気になった佐倉は、光に相談。
誤解を解こうと佐倉のほうから持ちかけたんじゃんないかなと思う。

大吾の前では素直じゃない佐倉ですが、そんなやりとりがなんだか初々しくていいですね。


スポンサーリンク


お前が言うな?

このメジャーセカンドの第8話のサブタイトル「お前が言うな」とはなんのことなのかな?と思っていましたが、これは第三者的な立場から見た大吾に対してでしょうね。
光もセリフでは出てはきませんが、光の立場からしてもそれは同じで、大吾がうまくいかないからと言って野球をやめたとしても、光からしたらいかなる理由でも野球をやらないのは同じ。

「言い訳してやめたお前が言うなよ」って思っていたに違いありません。

光は大人っぽいし、優しいのでそうは言いませんでしたが、最後に「やるなら一緒に」と言っているのはそういうことだと思います。

理由はどうであれ、「なんで僕に説教するの?君はやらないのに?」といったところでしょう。

そこに絡んでくる、大吾の才能があるかないかでやるかやらないかを決めるというのがそもそも間違っているので話がややこしくなるんですね。

けど、大吾は一通り自分の思いを光にぶつけた後に黙り込んでしまった。
その感じをみると、やっぱり自分でわかってはいるんでしょうね。

それを言っても仕方がないということ。

けど、どうしても言いたかった。
それだけなんでしょう。

やはり、そういった思いをぶつける相手、聞いてくれる存在として、父親はそばにいるべきですね。
薫はあの調子なので完全役不足な気がします(^_^;)

大吾にないもの、光るにないもの

大吾は、光と話している時に「俺がほしくてしかたないもの、何もかも持ってる」って言っていますが、それは大吾にとってはそうでしょう。

確かに光の才能は野球をやる理由としては十分なもの。
ただ、光にないものを大吾は持っています。

それは

「野球への情熱」

ですね。

大吾は、野球をやるのに才能が最低限必要と思い込んでいますが、それは茂野二世としての話。

普通、スポーツをやるのにまず必要なのはやりたいという情熱なんです。

自分も昔この大吾と同じようなことを考えていました。
ただ、世の中には光のような人間は意外と沢山いて、磨けば光る原石はいっぱいいます。

しかし、そのほとんどは、興味がなかったり、違う道へ進んだり、最初から適当にしかやっていなかったりと、その道のプロ、頂点を目指そうとするものはごく一部だけなんですね。

どこかで聞いたことのある名言

 

努力をしたものがみな成功するとは限らない

だが

成功したものはみな努力をしてきたもの

 

まあそーゆーことです。

いくら才能があっても、光のようにやる気がなければその実力は大吾以下となり、ゼロです。

つまり、

 

大吾は才能に乏しいが誰よりも野球で登りつめたいと思っている。

光は才能に満ち溢れているが、野球をやりたい、ましてや野球で成功したいなどとは思ってもいない。

 

といった感じで、お互いあるものないものが不釣合いになっている感じですね。

このことが今後の二人の人生にどう影響してくるのか?
大吾にあるかどうかわからない才能を開花させるのも、光の野球への情熱を目覚めさせるのもどちらも簡単ではありませんからね。

偉そうな感想文を長々書いてしまいましたが、ここらへんで終わります。

最後までおつきあいいただきありがとうございました。


スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

人気記事

コメントを残す

*