電波教師 ネタバレ感想 167 「自分自身との戦い」海を助けるために走り出した桃太!どう切り抜けるのか!?

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電波教師
ネタバレ感想
167
「自分自身との戦い」

海を助けるために走り出した桃太!
どう切り抜けるのか!?


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電波教師とは?

YD=やりたいことしかできないオタク人間=鑑純一郎。
無職でクズのような生活をしていた彼を、妹の純音が強制的に教師にした。

そして彼はいつの間にか伝説の教師となった。
教え子たちの卒業に伴って、行方をくらましていたが、質の悪い教師たちに苦しむ少年を見て、再度立ち上がった!

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※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

問題児である桃太が走って出ていくところを目撃したマキナは、止めなくても大丈夫なのかと鑑に言う。

「大丈夫だよ」
「あいつはもう立派な防人(もりびと)だからな」

霊巌洞の奥で隠れている、雉山、猿田、犬神の三人。
それを探している高校生の集団。

たまたま近くに来ていたククルたちは、雉山が投げ飛ばした高校の生徒と鉢合わせる。
雉山と同じ制服を着ていることから、柔道技で仲間を投げ飛ばされたことを聞かされ、何か知らないかと絡まれる。

何も知らないと答えたのだが、ククルたちは人質として囚われてしまう。
高校生は、怪我をさせたくなければ出てこいという。

影に隠れてどうするか考えている三人。
しかし、我慢できずに立ち上がって飛び出そうとする犬神。

「待て!!」

犬神よりも一歩早く、桃太が高校生の前に現れた。

「なんだてめえ」

高校生が桃太に近づいていく。

人質の生徒たちは覚悟していた。

(ああ・・絶対暴れるぞ桃太)
(俺たちも巻き込まれるだろーな・・・)

(高校生相手に殴られるのか・・・)

「悪かった」
「今回の件は俺の仲間が仕掛けたこと」

「全責任は俺が取る」
「そいつらは関係ないから話してやってくれ」

「へえ・・・あのトサカ野郎はお前の仲間なのか・・・」
「じゃあ今どこに隠れてるのか知ってるな」

「ああ、知ってる」
「でも場所は言えない」

「雉山はバカだがあんなのでも一応仲間なんでね」
「しでかしたことの責任は俺が取る」
「だから俺を好きにしろ」

「へえ、そういうこと言えば俺たちが見逃すとでも思ったのかな?」

「甘えよ!」

「オラ、かっこつけてねえで仲間のいる場所言えよ」
「ガキ相手でも手え抜かねえぞ」

ボロボロになりながらも何も言わない桃太。
しぶとい奴だと、高校生のボスらしき奴が出てくる。

反撃しない相手をなぶっても面白くはない。
タイマン勝負で一発でも入れることができたら許してやるからかかってこいと言われる。

「断る」

「今回は俺たちが悪い」
「なのにアンタを殴ることなんてできねえよ」

「どんな理由があっても俺のスジは通す」

dav

「ねえボクちゃん、なんか今の言い分だと殴ろうと思えば殴れるって言ってるみたいだぜ?」
「なめんなクソガキ!!」

「これで生意気な口もたたけねえだろ」

そう言って、うつ伏せで倒れている桃太の頭を踏みつける高校生。

それを影で見ている雉山。

「やっぱ弱っちいな桃太は・・・」
「いくらなんでもあそこまでやられたら普通反撃するだろ」
「ビビっちまってそれすらできねーんだな」

バチ

「何も知らないでバカなこと言わないで!!」
「桃太は本当はあんなヤンキー一人くらい簡単に叩きのめせるくらい強いんだから」

「でもあいつはボクシング全国大会を途中棄権・・・」

「違うのよ」
「全部・・私のせいなの」

あれは一年前

全国空手選手権の時

その頃、全中王者のセパンパイに付き合ってくれと付きまとわれていた。

空手協会の理事を務める父がいることで、色々なところに顔がきく。
自分の言うことを聞かなければ空手ができなくなると脅される。

「だから俺のものになれよ」

「ダセーことすんなよ」
「いやがってんじゃねーか」

そこへ同じ会場で全小のボクシング大会に出場してた桃太が通りかかった。

先輩は、桃太の前で一分も立っていられなかった。

「バカな、ボクシングがこんな強いはず・・・」

「バカかてめえ・・・」

「ボクシングが強いんじゃねえ」
「俺が強えんだ」

桃太のことを心配する海。

「だって悪いのはこうつだからな」
「正義は勝つってやつだ」

しかし、現実は彼を裏切った。

ボクシング大会は強制的に棄権させられ、試合に出る資格も永久停止。
桃太はボクシングを続けられなくなった。

それだけでなく、彼をこれまで天才と褒めたたえた周囲の人間も一斉に離れていき、彼に暴力のレッテルを貼った。

そして彼は自分の言うことを他人にきかせるために、暴力という道具を用いるようになっていった。

自分が弱かったせいで、自分で自分を守れなかったせいで桃太を変えてしまったという海。
しかし、今の桃太は、昔の強い桃太に戻ろうとしている。

自分の信念を貫く、自分自身との戦いに勝とうと頑張っている。
それがわからないのかと雉山に言う海。

そんなことはない、桃太が弱いだけ。
あのヤンキーを投げ飛ばして、本当に強いのは自分だと証明してやると言って飛び出していく雉山。

高校生の腰を背後から掴み、裏投げに持っていこうとする雉山。
しかし、相手はビクともしない。

「悪いなクソガキ」
「オレは柔道で高体連の県代表の経験があんだよ」

「素人の高校生ならともかく、経験者の高校生相手に裏投げが決まるわけねーだろ」
「覚悟はできてんだろーな」

そう言って、雉山に掴みかかった。
しかし、高校生の手が止まった。

「話がちがう・・・」
「そいつには手を出さねね約束だ」

「わーったよ、行くぞお前ら」

急にケンカするのをやめて引き下がろうとする高校生。
それには高校生の仲間たちも不思議に思った。

「あの?なんでやっちまわないんですか」
「約束なんてどーだって・・・」

「・・・わかってねーな」
「オレは遊びで命かける気はねーよ」

「ちょっと掴まれただけでコレだ」

「あのガキ・・・マジでやべえ」

一段落して地面にへたり込む桃太。
海が泣きながら駆けつけた。

その後、まわりにいたみんなも桃太のもとに駆け寄った。

「桃太ありがとー!!」
「お前すげーな」

「高校生ビビらすなんてよ!」
「マジ尊敬するわー!」
「早く手当しないと!!」

そこへ鑑が現れる。

「くまモンがこれやるってよ、同田貫のレプリカだ」

まわりはそれを見て羨ましがったが、桃太はそれを断った。

「気持ちだけもらっとくってくまモンに伝えてくれ」
「これは・・・あいつの刀だから」

「それに・・・今はもう俺の魂の中に・・・」

「決して折れねえ刀があるからよ」

あのままやっていたら自分が勝っていたという雉山だが、やはりボスは桃太だと認めた。
これからもよろしくと言って手を差し出す桃太。

「すげえ、器がデカイな桃太」
「ナニは小さいけどな」

「違うぞ江口」

「俺の本気を見せてやる」

「す・・・すげー!」
「そんだけ出血してんのにそこまでやるかー!!」

「馬並みだな・・・熊本だけに!」
「もう男子って最低ー!!」

「本日の授業はこれまで」

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感想

今回はめっちゃ桃太がかっこよかったですね!
しかも、海の過去の話でわかったように、昔は男らしい奴だったってことでした。

てことは、鑑がくまモンの姿を見せたりしてたのも、確かに学ぶものはあったのでしょうが、桃太としては心の中でそんなことはわかってんだよ!って気持ちがあってかもしれませんね。
昔の昭和の漫画なら、戦ってケンカして、勝った方が正しいなんて作品が沢山ありましたが、時代はかわりました。

やはり、戦って勝つこと自体には意味がない。
なんのために戦うのか。
戦わなくて済む方法はないのか。

そういったことを子供たちには学んで欲しいもの。

今回の話はとてもいい話だったと個人的には思いますが、これが今の若い子や幼い子供にどれだけ理解できるでしょうかね。
戦うことがどれだけ愚かなことか。

たとえ自分たちが正しいと思っていても、それが正義だと信じていても、戦うことで失うものがある。
それが、敗戦国である日本として学んだこと。

互いに戦わずに話し合って解決する。
それを、情けない、カッコ悪い、と思っていては、本当の強さはわからないってことですね。

しかし、最後まで読んでみて、思い返して見ると、あの混浴授業は必要だったのでしょうかね(^_^;)
サンデーの話題作りとしては抜群ですが、あまり強さとは関係なかったですし、ただ、男子生徒たちの中にトラウマを作ってしまっただけのように思います。

しかも、桃太は落ち込んでた感じでしたが、今回の最後のところでわかったように、実は心の中では自信があったということですね。

最近のサンデーは、やっぱり気のせいではないですね。
他の作品を見ても、どう考えてもあっちの要素が異常に多いように感じます。

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