電波教師 ネタバレ感想 166 「走れトウタ」 くまモンから学ぶ真の強さとは一体!?

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電波教師
ネタバレ感想

166「走れトウタ」

くまモンから学ぶ、真の強さとは!?


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電波教師とは?

YD=やりたいことしかできないオタク人間=鑑純一郎。
無職でクズのような生活をしていた彼を、妹の純音が強制的に教師にした。

そして彼はいつの間にか伝説の教師となった。
教え子たちの卒業に伴って、行方をくらましていたが、質の悪い教師たちに苦しむ少年を見て、再度立ち上がった!

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※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

モンと言っても鑑が桃太に見せたのはくまモン。
なぜそれが最強の強さを見せれるというのか。

くまモンは、熊本県庁所属の営業部長でが、中学生の立志式に出席して、立派な大人になるよう生徒たちを教えたりもしている。
桃太のような奴に真の男の強さを教えるのもくまモンの役割なのだという。

それならどれだけ強いのか試させてもらうと言って殴りかかる桃太。
しかし、桃太の攻撃を簡単にかわすくまモン。

くまモンは世界一動けるゆるキャラ。
その運動神経、反射神経は他のゆるキャラと比べても群を抜いている。

特にすごいのは、相手のうごきを見極める目。
アイドルグループと共演しても、リハーサル全くなしで相手に合わせたダンスを披露できるほどだ。

そして、桃太の攻撃をかわしたくまモンは前へ出て刀を抜く。
剣術もできて「る○うに剣心」のポスターにも使われたこともある。

そして、持っているのは加藤清正の「同田貫」。
華美を排してひたすらに切れ味と丈夫さのみを追求された刀。
史上唯一兜割りを成し遂げたと言われている。

それはあくまで実用品として量産され、使い潰され、現存しているものはわずか。
自らの存在は主を守るためにあるというあり方を体現している名刀。

くまモンのそれは刃を落としてあるレプリカだが、その精神性は損なわれてはいない。
はたして桃太は勝てるのだろうか?

日本刀を持っている相手に勝てるわけがないと去ろうとする桃太。

「まだわかってねーのは仕方ねーが」
「くまモンに一日ついていけば、真の強さとはなんなのか理解することができるぜ。

「お前もこのままじゃ終われねーぜ」

立ち去ろうとした桃太だが、足をとめて再び戻り、くまモンについていくことにする。

城の外。
子供たちに囲まれているくまモン。

暑い中で、いつまでも子供達と戯れている。
いつまでやっているのかと聞く桃太だが、基本的にくまモンはいつでも握手や撮影は断らないのだという。

 

城内を一周する予定だが、まだまだ時間がかかりそうな様子。
すでに暑さでヘロヘロになる鑑と桃太。

熊本城の面積はディズニーランドの倍はあり、現存する城では日本最大の大きさ。
くまモンは未だに元気に子供達と戯れる。

どう見ても鑑や桃太よりも暑いはず。
黒くて、毛もモジャモジャだが、それでも元気に動いている。

中には殴ったり蹴ったりする子供もいるが、上手くてなずけながら遊んでいる様子。

桃太は自分なら殴り返しているという。
あんなのは押しのけてしまえば済むだけなのに、余計に体力を消耗するだけだという。

それならなぜそもそも桃太は力が欲しいのか?

それは自分の欲しいものを手に入れるため。
相手に自分の要求を呑ませるためだという。

「なら暴力的手段を使わず、言葉すら発さずに相手の動きを誘導してみせた、くまモンのちからこそ最強だって認めざるを得ないな」

しかし、他のゆるキャラたちのように言葉くらいは発するべきではないかという桃太。

ちょうどその時、くまモンは外国人観光客に囲まれていた。

確かに国内にはくまモンより人気のあるしゃべるゆるキャラもいる。
だがくまモンはしゃべらないからこそ、台湾、カンヌ、ハーバード大、世界中に出没し、どの国の人間の心も掴むことができた。

体を使ってコミュニケーションをとるというあり方を貫き続けた結果、世界で最も有名なゆるキャラとなっている。

「確かに俺にはあんなことできねーよ」
「欲しいものを手に入れる手段は俺には暴力しかなかった」

「腕力だけは俺を裏切らなかったから」

「けどそれは当然だろ」
「オレはくまモンじゃねえ」

「あいつはあんな可愛いがいけんに気の利いた返しのできる動きやユーモアのセンスまであるんだ」
「あんだけ才能に恵まれてるんなら最初から最強じゃねーか」

「お前、本当にわかってねーな」

「何がだよ」

「ついてくりゃわかるって」

さらにどこかへ向かうくまモン。
それはとあるビルの一室。

デスクに座り、パソコンを開くくまモン。
一体何を見ているのか?

それはくまモンへの応援メッセージが書かれたメール。
その他にも、直接郵送で送られてくる手紙も沢山ある。

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くまモンは最初から人気があったわけではない。
先行するゆるキャラの二番煎じ、後追いだとバッシングされ、石を投げられるか、良くても無視という最悪のスタートだった。

くまモンは、批判のメールや投書、その全てを保管しておき、どうすれば自分に批判的な人たちにも喜んでもらえるかを考えるために、定期的に読み返しているのだという。

「でも今は人気者になったんだ、もうそんなのこないんだろ」

人気者になればなるほどその手のバッシングは増えることはあっても、減ることはない。
毎日増え続ける苦情の束を、周りがいくら止めてもくまモンは読み続けるのだという。

「なんでそんなことできんだよ、無駄に決まってんじゃねーか」
「何やってもイライラして八つ当たりしに来るバカはいなくなったりしねえよ」

くまモンは信じている。
地上全ての人間に自分の想いが通じると信じている。

熊本PRの仕事とはいえ、くまモンが伝えたいことの本質はそれだけじゃない。

「他人に優しくすることが、人に喜んでもらえることが、笑顔が好き」
「人を幸せにするという公共事業の名のもと生み出された存在」

「それがくまモンなんだよ」

地上の人間全てを幸せにするなど無理に決まっているという桃太。

「だからお前はその程度なんだよ」

「自分に無理だと思ったから腕力に頼った」
「自分を信じず、安易な方へ流れた」

「信じることに能力は必要ない」
「あきらめるのは、自分を裏切るのはいつも自分自身だ」

「お前とくまモンの能力の違いは差なんかじゃねえ・・・本当に差があるとしたらどこにあるのか・・・」
「真の強さってなんなのか、まだわからねーか?」

雲厳禅寺

五百羅漢。

最強の剣豪、宮本武蔵が五輪の書を書いたとされる霊巌洞へと向かう、雉山、猿田、犬神の三人。

武蔵にふさわしくない弱者の桃太は連れてこなくて良かったという雉山。
桃太がいなくてくらい顔をしている犬神に対し、あいつのことは忘れろという雉山。

「第一あいつは俺らの中でも最弱だったんだからな」

「桃太だけ全国一位取ってないんだよね」

「ああ、あいつボクシング全国大会の途中で失格だったよな」

「ちがう!!桃太は大会の時・・・」

「なあ海、柔道全国一位の俺のほうがももたより強いこと証明するから、俺に乗りかえろよ」

「お、ちょうどあそこに投げやすそうな高校生が」

くまモンの事務所

桃太に海から電話がかかる。

「なんだ海、オレはもう・・・」

「助けて、桃太!!」

海の話では、雉山が修学旅行の高校生をいきなり投げ飛ばし、大勢の仲間が来て、霊巌洞に逃げ込んだはいいが、完全に囲まれてしまったという。

「囲まれるって・・・何人に?」

「もう、多すぎて何十人いるかわからない!!」

(いくらおれでも勝ち目はねーな)

その時、メールや手紙を読み続けるくまモンの後ろ姿が目に入る。

「・・・・・」

「全くオレもバカだぜ!!」

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感想

ちょっと、文章が長すぎて疲れる話でした。
確かに勉強にはなりますが、ところどころ必要ないことまで説明しているような。

けどそれがあるからこそ説得力が出てくる部分もあるでしょうし、くまモンをここまで詳しく紹介して、説明しているのには何かしらビジネスの裏がありそうな感じです。

確かに、ここ数年のゆるキャラブームでいろいろなキャラクターが誕生しましたが、近年の中で、このゆるキャラという文化は、新たな市場として成功したように思いますね。
世界へ向けても注目度は高いようですし、元々、漫画やアニメの技術が高い日本ですので、地方ネタをこのようなキャラクターで表現するというのは日本の新しい文化として定着していきそうな予感です。

そして、このくまモンのように、しっかりとそのキャラクターを仕事としてこなしてくれる職員がいる限りは、支えてくれる人も多く、日本にとってとても大切な存在になるでしょうね。
ただ、心配されるのはまだその歴史が浅いこと。

いつかは世代交代しなくてはならないし、くまモンのキャラクターの維持も、公共事業のひとつでしかないので、あまりよく重ていない者や、乗り気でない職員がいればすぐに廃れていってしまいそう。
そうなって欲しくはないので、全国でゆるキャラ文化を盛り上げていってほしいところです。

あんなのいらねー。税金の無駄。なんてバッシングしている方は、何がわかっているのでしょうかね?
それなら、さらに税金の上手な使い方、画期的なアイデアそ提案して、選挙にでも出てください。

桃太はこのくまモンの大変さから学ぶ、真の強さはもう理解できたようですね。
たとえ何十人もの高校生が相手で、勝ち目がないと思っても、それは喧嘩での話。

勝つ方法はありますからね!

ただ、実際にはこのような話は現実の子供にはなかなか理解はできないでしょう。
そんなのカッコ悪い。
そうとしか思わない子供がほとんどです。

ただ、そういった大人にはなるなということですね。
いい年して、力でなんでも解決しようとする大人もいます。

しかも、そういった者ほど、なぜかそれがカッコイイと思っています。
ですが、世間からはそういった人たちは開けて通されている存在。

鑑の言うように
「自分にはムリだと思ったから腕力に頼った」
そのような行為は大人として恥じるべきこと。

自分たちの思い通りにならないと、最後には殴る。
相手を力で黙らせる。

まるで、日本を避けている隣国の人々のようです。

確かに、桃太や雉山、猿田のようなタイプが大人になって勘違いしてしまう候補生。
今のうちによく考えて、学んでほしいところです。

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