電波教師 162 「ナッザニア」 ネタバレ感想

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電波教師 【ネタバレ】
162「ナッザニア」

YDチェッカーを装着して武田とのデートに挑んだ新宮寺。
しかし、なんでも手に入れることのできる武田の前に自信を失う。


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電波教師とは?

YD=やりたいことしかできないオタク人間=鑑純一郎。
無職でクズのような生活をしていた彼を、妹の純音が強制的に教師にした。
そして彼はいつの間にか伝説の教師となった。
教え子たちの卒業に伴って、行方をくらましていたが、質の悪い教師たちに苦しむ少年を見て、再度立ち上がった!
※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

「こいつは玖遠那由他」
「俺を二度殺した奴だ」

「お前もきっちり殺してくれるだろーぜ」

しかし、そう言いながらも鑑が間も生きていることに疑問を持つ新宮寺。

鑑は運よく生き返ったという。
そんなことよりも、玖遠が中学の頃からすごい数の特許をとっている超人だという話をし始める。

彼女は以前、YDというものが気に入らなかった。
さから鑑に毒の腕輪をつけて対決して殺そうとした。

鑑はしぶとくも生き残ったが、新宮寺もYD絡みで死にたいのなら喜んで手伝うという。

玖遠のその雰囲気に、本当に殺されそうで少し怖くなる新宮寺。

たとえそれはないにしても、武田にあれだけのもてなしをしてもらって楽しめない自分は生きる価値すらない人間だと思いつめる。

「そうですよね」
「こんなに悩んでもつらいだけなんて」
「一思いに楽になりたいです」

それならとどめをさしてあげるとついてくるよう言われる。

着いたのは以前に鑑と根拠地にしていたというビル。
その後使うあてもなかったため改造したとのこと。

「コ・・・コンビニ?」

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それは実物ではなく、全てプロジェクションマッピングと立体映像で作られた仮想のコンビニ。
玖遠はなぜそんなものを作ったのか?

玖遠は鑑に負けたあと、自分が本当にやりたいことを仕事にするために人生をやり直そうとした。
だが、それまでにやってきた仕事や研究は途中で飽きてしまったり、面倒になってしまったりして、「復讐する」などといった目的がないと続かなかった。

そこで、それまでに得た知識と財産の全てを投じてこの施設を作った。

「その名も・・・」

「那由他の那由他による那由他のための仕事館・・・」
「『ナッザニア』よ!!」

ナッザニアには、小売店風、専門店風、特殊色風など様々なデザインの部屋があり、マッピングで異なる映像を映し出すことで100種類以上の職業経験が可能になる。

なにやら言っていることはよくわからないが、そのすごさだけはわかる。
これだけの仕事があれば自分のやりたいことが見つかるかも知れないと感じる新宮寺。

絶対に見つけてみせる。
好きなことが本当にないようではおしまいだと張り切ってコンビニ店員を体験する。

いきなりランチタイムモードで、OLや作業員がなだれ込んで来てかなりの混雑。
もちろんお客さんも全て立体映像。

そこはさすがの新宮寺。
ものすごい反射神経でどんどんお客さんをさばく。

「しかし、それだけでは・・・!!」

次に来たのは公共料金の支払い、宅配便の受付。
現代のコンビニは何もレジ打ちだけできればいいわけではないのだ。

そして最後はクレーマーにより撃沈。
ゲームオーバー。

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次に挑戦するのは消防士。

まずは20キロの装備を着用して階段をダッシュでかけあがる。
これはさすがの新宮寺は楽勝。

「まだまだこれからよ」

次にあたるのは消火作業。

ドン

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「バックドラフトよ」

危険な職業で体力にモノを言わせたパワープレイは命取り。
現実は一撃死のトラップだらけ。

次はキャバ嬢。

お酒も飲めない小学生が体験しても意味ないように思えるのだが。

実際のキャバ嬢でも5人中4人はお酒は飲んではいない。
飲んでいるフリをしてソフトドリンクを飲んでいるだけ。

ソフトドリンクを飲んでいるのに雰囲気に押されてベロベロに酔っ払ってしまう新宮寺。

歯医者

美容師

農家

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全部を回りきる前に新宮寺はすでに疲れきっていた。

「100以上の職業全てを体験したわけでもないのにもうへばってるの?」
「言っとくけどこのナッザニア、15種類のプロスポーツの世界も体験できるようになってるのよ」

玖遠は女子サッカー関東リーグの神鳴FCに所属しており、そのチームとミニゲームで勝負することになる。

「当然その後には残り14種類のスポーツ体験もしてもらうわよ」
「体がもつかしら?」

いくら新宮寺でももう限界に近づいていた。
しかし、ここでも半端に投げ出すようでは本当にクズ中のクズになると立ち上がり挑戦する。

全てをやり終えてボロボロになる新宮寺。

玖遠に何かやりたいことは見つかったのかと聞かれる。

「ダメ、やっぱり何をやってもダメ」
「私・・・本当に死んだほうがいいのかな?」

「そうね、確かにやりたいこともないあなたは死ぬしかない・・・」
「ダメ人間よ」

「でもそれは、この地球上の人間ほとんどがそうなの」

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人間は誰しもが慣れ、適応していくもの。
YDなんて簡単に言っても、常に新鮮な興味を持ち続けるなど普通の人間には不可能。

鑑は特別で、YDというのはものすごく特殊な才能。

では自分のような凡人はどうしたらいいのかと疑問を持つ新宮寺。

「あなたも・・・私も同じなんでしょう?」

「そうね・・・」

「探し続けるわ」

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「それが人生だから」

ナッザニアでは100以上の仕事に15のプロスポーツが体験できるとはいえ、今の世界中にある仕事の一部でしかない。
未来にはまた新しい何かが生まれてくるかも知れない。

「あなたはやりたいことないって泣いてるけど、向いてる仕事があるだけまだマシよ」
「それに、あなたはモテたいとか思ってるらしいけど、本当にやりたいことやってる人間って、モテるのよ」

「なるほど」

玖遠の話に妙に納得した新宮寺。

「わかりました」
「私、向いてる向いてないに関係なk樹、全力でなんでもやってみます!」

「そうこなくっちゃ」

新宮寺は鑑にYDチェッカーを返し、今日で自分は一度死んだことにすると笑顔で言った。

「そして明日から私、新宮寺真Rに生まれ変わります」

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次の日

「えええええ!?」

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「部活を12に増やす!?」

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感想

最終的にはまあ話はまとまった感じですが、あそこまで殺すだの死ぬだの言う必要はなかったように思いますね。
破天荒さを出すためにわざと荒々しい表現をしたいのでしょうが、殺してもらうとかその言葉のチョイスはないかと思う。

生まれ変わるとか、殻を破るとか適切な表現はいくらでもありますからね。

新宮寺のようなタイプは確かにいますね。
私の身近にもそのような人がいましたが、そういった人に限って、何か人には真似できないような飛び抜けた才能を持ってたりするのが皮肉なんですよね。

本人はそんなのたいしたことないと言ってそれを磨こうとせず、もっとこう輝けるような何かが・・・みたいなことを言うんですよね(^_^;)
で、結局それはなんなのかを追求してもわからないという。

だからそれが答えなんですね。
玖遠のいうように、そんなものはないですし、そう簡単に自分で充実してると実感できるようなもには気づけないもの。

他人が認めてる才能を本人が認めないんだからどうしようもないです。
それ以上に何があるの?って周囲は思うのですが、本人は何かはわからないけど、その何かわからないものを手に入れたいと願うもの。

まあほとんどの方がそうだと思うのですが、完全に私のように超凡人からすると、ないものねだりだし、持っている才能を磨いて発揮しようとしないほうが不思議。
と言っても、そんなふうにまわりが勝手に思うのも、ギャラリーのエゴってものなのかもしれません。

本人は実際にそれで悩んでいるわけですから、何かしらそういったことに気がつくことを話してあげたり、経験させてあげたりすることで、新宮寺のように気づけるかもしれません。

みんなみたいに楽しい人生。
あの人のように輝ける才能。

そんなものはほとんどの人は持っていなもの。
だからこそ、少しでも光そうな部分が自分の中にあるならば、徹底的にそこを磨いていくしかないんです。

あれもこれも完璧に、満足のいくようにはできませんからね。
それに、満足しないからこそ、欲求は続き、人は生きていけるものです。

全てに満足した時こそ、死んでいるのと同じ。
だから新宮寺は逆ですね。

やりたいことを探すことこそ生きるということ。
玖遠の言葉にぴったり行き着きますね。

「それが人生」

悩む必要なんでないんです。

とにかくやろうと思ったことをやる!
飽きたらやめる!

またやろうt思えばやる!

特に子供の頃はこれが許される時代なので思いっきりやることですね!

ちょっと熱く語っちゃいましたが、今回で新宮寺編終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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