電波教師 【ネタバレ】 158「教師の愛」

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電波教師

電波教師 【ネタバレ】
158「教師の愛」

神山と松尾が勝負!?
鑑には勝算が見えているのか!?


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電波教師とは?

YD=やりたいことしかできないオタク人間=鑑純一郎。
無職でクズのような生活をしていた彼を、妹の純音が強制的に教師にした。

そして彼はいつの間にか伝説の教師となった。
教え子たちの卒業に伴って、行方をくらましていたが、質の悪い教師たちに苦しむ少年を見て、再度立ち上がった!

登場人物

鑑純一郎(かがみじゅんいちろう)
YD=やりたいことしかできない超オタク。
質の悪い教育に苦しむ生徒を見て、再度教師の道へ!!

鑑純音(かがみすずね)
純一郎の妹。
元、銀杏学園生徒。
卒業後も凶暴なまでの兄想いの体育会系女子。

桃園マキナ(ももぞのまきな)
元、私立銀杏学園の生徒会長。
学園を誰よりも愛し、鑑を探していた。

柊暦(ひいらぎこよみ)
学園の理事長。
ただ美しいだけでなく、オプションがついている。

前回までのあらすじ

電波教師ネタバレ157「カンタンな理屈」

生徒愛にあふれた体育教師と、運動音痴で早口だけが得意の神山が勝負することに。
無謀に思えるこの勝負に勝算はあるのか!?

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

神山と勝負しろという鑑に、生徒愛が足りないという松尾。

世の中には何もしなくても天性の運動能力を持ち合わせたスポーツエリートが存在する。
この年頃の子は圧倒的な力の差を見せられたら立ち直れなくなる。

そして他の面でも自信を失くし、本来の自分の得意分野でも力を出せなくなったりするという。

「うるせえヒゲ男」
「こいつが負けるとでも思ってんのか?」

しかし神山は全く自信がなく、絶対負ける、天地がひっくり返っても負けると言い張る。

スポーツエリートと言うほどの相手なので、ハンデとして、鑑が種目を決めることになった。
何をやっても負けないという松尾。

「勝負はマラソン」

電波教師

「あの神鳴山を走るクロスカントリーだ」

ゴールは頂上で、レースの様子はラジコンヘリで中継することになった。

スタート前、松尾に話しかける古居。

鑑と勝負すると聞いて松尾を応援しにきたのだという。

鑑をギッタンギッタンにしてやってくれ。
そもそも理事長のお気に入りで調子に乗ってる。

職員室内でも態度は悪いし他人を馬鹿にしたような目で見るし。
ここらでガツンとお灸をすえてほしいという古居。

「誤解してるみたいだね古居ちゃん」

「この勝負は生徒への愛ゆえに」

電波教師

「鑑先生への個人的な感情はありません」

何も言えなくなる古居だが、とにかく松尾が勝って鑑がダメージを受けることに期待する。

神山もスタート前に準備運動をしながら鑑と話す。

負けるのは慣れっこだから平気だという神山に、その調子だという鑑。

「いいか、みんなどころかお前までもが負けると思っている」
「万にひとつ、いい勝負でもできたら拍手喝采」

「これはお前にとってノーリスクハイリターンのおいしい勝負だろ?」

それを聞いて、神山は肩の力が抜けて、開き直ることができた。
とにかく無理に勝とうとしないこと、そうすればもしかしたら勝てるかもしれないと最後に声をかけた。

いよいよ勝負が始まる。

スタート!!

電波教師

これも愛する生徒のため。
全力で勝たせてもらうと最初から飛ばす松尾。

古居は勝負にならない、無理な勝負だという。
もし生徒に怪我でもしたら責任を追求するという。

中継の映像を見ると、二人の差はどんどん離れていっていた。

しかし、鑑はまだ序盤、これからだと期待しながら見守る。

しばらく走ってから、松尾からは神山の姿は見えなくなっていた。
さすがに最初に飛ばしたままのペースは松尾も疲れる。

電波教師

本当のことを言えば、自分は長距離は得意ではない。
柔道、レスリング、ウェイトリフティング、キーパー、キャッチャーとなんでもすぐに全国レベルにはなれたが、練習のジョギングだけは遅かった。

しかし、いくらなんでも神山が追いつけるはずがないと考え、走り続ける。

三キロ地点

古居はとにかく松尾が勝つと思い、その無謀な勝負をさせた責任を職員会議で追及することだけを楽しみにしていた。

「おい、なんか変じゃね」

生徒たちが少しザワつき始めた。

「なんかさっきと比べたら」
「差があんまり広がらなくなってきた」

電波教師

鑑はこの現象について説明する。

ウェールズで毎年数十頭の馬と数百人の市民ランナーがマラソンする祭りがある。
これはたかだか30キロマラソンだが、近年は人間が優勝することが多い。

しかも長距離になればなるほど人間の勝率はあがるのだという。

それは簡単な話。

長距離を走る場合、筋肉は大量の酸素を消費し、その筋肉が大量にあれば、それはただの重り。
それに対して、神山は体重が軽く、早口で鍛えられた横隔膜の強さと肺活量の多さ。
そしてリラックスした精神状態。

これがすべて神山の足に味方するのだという。

松尾も正直かなりキツくなってきたが、負けるわけにはいかないし、いい勝負すら許されないと踏ん張りながら走り続ける。
しかし、だんだんと足が重くなってきていた。

一方、神山も少しずつキツくなってきていた。
松尾の姿が見えなくなったため、少しペースをあげようとするが、鑑の言葉が頭をよぎる。

「勝とうと思って走るなよ」

それを思い出し、ペースをあげることをやめて自分のスピードを保つようにする。

ちょうどその時、気持い風が吹いてきて、一番景色のいい場所にさしかかり、神山は少し楽しくなってきた。

電波教師

それも鑑は予想していた。
そこでもし、周りに目を向けることができれば、長距離で一番大事なものを回復できる。

7キロ地点を通過

映像を見ると、少し差が縮まり始めていた。

「長距離で一番重要なのはメンタルだ」

神山は今まで負ける勝負ばかりでも、自分からおりることはなかった。
勝てるわけないと自分の口では言っていても、決して逃げ出すことはなかった。

最も苦しい局面でもまわりの景色に目を向けることのできる強靭なメンタルを持っている。
神山の父親は不可能と言われたロボット開発をした工学者。
何度も失敗をしつつ最後には目的を成し遂げた。

「どんなに負け続ける奴でもあきらめない奴は絶対に勝つ」

電波教師

「あの早口王子はそのメンタルをバッチリ受け継いでるんだよ」

松尾にも限界が近づいていた。
だが、あれだけの差をつけたのだから、そう簡単には追いつけるはずがない。
少しくらい大丈夫だと考えてペースを落とす。

その時、背後から足音らしき音が聞こえた。

「ま、まさか・・・」

振り返る松尾。

電波教師

残りは500メートル

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感想

めっちゃいいところで終わっちゃいました。
今回はまあ単純な話でわかりやすいですね。

これは確かに鑑の理論はあっていますね。
長距離になればなるほど、酸素消費量の少ない方が走り続けるほど有利になりますね。

まあわりとポピュラーな知識なのでわかっている人は多いでしょうが、筋肉が沢山あるほど不利で、しんどくなるのも早いうえに回復もしにくい。
おまけに筋肉の比重は結構重いので、長距離では負担にしかなりません。

そうなると、いくら運動音痴といえど、神山に分があるかまあいい勝負はできるくらいにはなるでしょう。

ただ、不思議に思うことは、これは自分の能力と相手の能力、そしてその理論を理解していれば、松尾が有利とは限らないことくらい最初からわかります。
しかも松尾は体育教師なのでそれくらいの知識はあるでしょうし、自分がジョギングが苦手なことは自覚もしています。

つまり、勝負する前から、自分が勝つと思い込んでいたこと自体がちょっとおかしいですね。
普通に考えたら、まあ負けないかもしれないけど、余裕で勝つに決まってるとまでは思わないでしょう。

これを呼んでいる大人の方たちも、小学生には負けないだろうと思っている方がほとんどでしょうが、意外とそうでもないですよ。
私も小学生と一緒に走ることが一度あったのですが、小学生でも長距離では余裕で勝てるほどではないです。

「お前が遅いんだろ」とすぐ思われるでしょうが、別に私は運動しないタイプなわけでもないし、かと言って速いタイプなわけでもないですが、小学生の力には驚きました。

めちゃくちゃ速いとかそういうことじゃなくて、子供は回復が異常に早いですし、しんどくてもひたすら走り続けるので、大人でも、ちょっと楽をしようとすればすぐに追いつかれそうになる、それくらいの感じですかね。

実際やってみたことがあるので私はよくわかりますが、この勝負で松尾が余裕で勝てると思っていたのはかなり誤算です。

ただ、残りは500メートルで、僅かに松尾がリード。
この場合はちょっと厳しいかも知れないです。

いくらバテていても、残り数百メートルくらい飛ばすことはできると思いますし、さすがにスパートをかけられると子供の足では追いつかないでしょう。

できれば勝って欲しいものですが、まあ良くてもいい勝負をするってところでしょうね。

あの熱血な松尾のことですから、その勝負を終えて、「勝ち負けは関係ない、感動したわ!素敵な時間をありがとう」とかってなりそうな気がする。

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