電波教師 ネタバレ感想 163限目「俺のモノは・・・」猿犬雉を連れた桃太郎が登場!?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
電波教師

電波教師163限目
ネタバレ・感想・内容

ジャイアニズム全開な武士!
向かうは熊本の林間学校!!
「名探偵コナン」「るろうに剣心」「進撃の巨人」も話題に!?

スポンサーリンク

電波教師とは?

YD=やりたいことしかできないオタク人間=鑑純一郎。
無職でクズのような生活をしていた彼を、妹の純音が強制的に教師にした。

そして彼はいつの間にか伝説の教師となった。
教え子たちの卒業に伴って、行方をくらましていたが、質の悪い教師たちに苦しむ少年を見て、再度立ち上がった!

登場人物

鑑純一郎(かがみじゅんいちろう)
YD=やりたいことしかできない超オタク。
質の悪い教育に苦しむ生徒を見て、再度教師の道へ!!

鑑純音(かがみすずね)
純一郎の妹。
元、銀杏学園生徒。
卒業後も凶暴なまでの兄想いの体育会系女子。

桃園マキナ(ももぞのまきな)
元、私立銀杏学園の生徒会長。
学園を誰よりも愛し、鑑を探していた。

柊暦(ひいらぎこよみ)
学園の理事長。
ただ美しいだけでなく、オプションがついている。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ

給食の時間。

部活12個をこなすため、栄養バランスを考え沢山食べるアスリート新宮寺。
一方、それに感心しながらも相変わらずポテト山盛りしか食べない鑑。

江口は誰かに殴られた様子で歩いていた。
聞けば、きな粉デニッシュを桃太に殴られて奪われたという。

※きな粉デニッシュ
甘いきな粉をまぶしたデニッシュ。
子供たちに大人気ですぐに売り切れる。

「それがどーした」
「見苦しいぞ江口!」

「お前のモノは俺のモノ」
「俺のモノは俺のモノだ」

電波教師

「小学生の世界は力こそ正義」
「恨むなら自分の非力さを恨め」

それを見ていたマキナは注意しようとするが、他の生徒にほうっておけと止められる。
ククルもクラスができたばかりの頃に綾子が殴られたことを覚えていた。

桃太だけならともかく、犬神、猿田、雉山までついているため、誰も手におえなかった。

電波教師

マキナは鑑に相談するが、頭ごなしに言うよりタイミングだと、今は何もしない。

夕方、林間学校のしおり作りと部屋割りの作業をするマキナ。
悩みどころは、部屋割り・・・。

四人部屋だが男女は別のため、桃太、猿田、犬神の三人になるため、誰かがそこに一人入らなければならない。
それを誰にするのか・・・抜けた女子の雉山をどうするのかを悩んでいた。

林間学校のイベントがあることすら知らなkった鑑は興味がなく帰ろうとする。
そこへ、理事長の柊が現れる。

「行き先は熊本で3泊4日です」

熊本には世界有数の巨大なカルデラを持つ阿蘇山があり、そこに当学園の生徒が自然とふれあい体験学習を行える宿泊施設を設けてある。
そこで林間学校を行うのが小等部のならわしだという。

理事長も同行するらしく楽しみにしている様子。

マキナ
「面白そうねえ・・・」
(どうせ熊本なんて興味ねえって思ってんだろうな、鑑先生)

 

 

「熊本か・・・」

電波教師

古居
「熊本なんて興味ないのに・・・」

京都とか、同じ九州でもせめて福岡とかなら良かった。
3泊4日も時間の無駄だとボヤく古居。


「熊本なめんな!」

鑑は突然怒鳴り、熊本の魅力をことこまかに説明。

熊本城は世界的にも希な中世に建てられながら近代戦を戦い耐え抜いた名城。
阿蘇山は巨大なカルデラの中に安定した町や国道、鉄道まで敷設されている点では世界に類を見ない。
有明海は日本最大の干潟で、日本干潟全体の四割の大きさを誇り、独自の生態系が存在する。
世界遺産暫定リストにも入っている三角西港など、明治初期の貴重な建築物も見どころ。

電波教師

オタクなら熊本に詳しくて当然だという鑑。

熊本は最近では「名探偵コナン」のロケ地に選ばれ、実写版「進撃の巨人」「るろうに剣心」の撮影が行われ、オタクの聖地がたくさんある。

「さあ、これだけの見所のある熊本をまだ行く価値がないと言いますか?」

古居
「・・・・・」


「楽しみですね、林間学校」

自宅でパソコンを前にニヤニヤしている鑑。
何をしているのかと純音が聞いた。

鑑は同田貫を育てていたのだという。

同田貫とは「刃ラブ」という刀を擬人化して育成、バトルするゲームに登場するキャラクター。
見た目は質素だが私情唯一「兜割り」に成功した刀。
鑑のお気に入りだった。

刀についていろいろと調べているうちにハマってしまい、熊本には本物の同田貫があるから楽しみにしているのだという。

林間学校初日。
移動は鑑の苦手な飛行機だった。
新幹線だと思っていた鑑だが、それでは移動で一日使ってしまう。

それならせめて窓際にしてくれと頼む鑑。

出発直前、飛行機の中でそれぞれの席につく生徒たち。

新宮寺は窓際の席になり喜んでいた。

「おい真宮寺」
「その席、俺にくれよ、いいだろ?」

電波教師

仕方なく席を譲ろうとする新宮寺。

「よくない」
「移動することはないぞ新宮寺」

電波教師

桃太
「かっこつけんじゃねえよお坊ちゃん、ケガするぜ」

武田
「このオレがプライベートジェットを使わず皆と平等に座っているんだぞ」
「黙って座ってろ、平民」

綾子
「桃太くん、ここすわっていいよ」

ククル
「綾子ちゃん、それは違う」
「それはダメだ」

電波教師

桃太
「へえ、じゃどーする?」

電波教師

互いににらみ合う二つのグループ。

電波教師

「はいそれまで」

「俺の席座っていいぜ桃太郎」

電波教師

鑑が窓際の席を譲ったことで騒ぎはおさまり飛行機が離陸。

マキナ
「あれでよかったんでしょうか?」

あの状態では生徒同士に席を変われせるのは論外。
かと言って口で言って聞くよーなヤツらじゃない。
しかし、今はあれでいいという鑑。

「じゃあまた何もしないで放置ですか?」


「なわけねーだろ」
「あの席は高くつくぜ・・・」

「この3泊4日の林間学校が終わる頃には」
「あの桃太郎を立派な侍に・・・」

電波教師

「・・・っぷ」

「オエエエエエーーーーッ!!」

スポンサーリンク

感想

今までの中でも面白そうな話が始まりましたね!
いるいるこういう奴!

どこの学校でも絶対いますよね。
部下まで引き連れて好き勝手する奴。

特に子供の頃って喧嘩が強いことが力だとカンちがいしてる男子がいるもんです。
けど大体こういった子って中学くらいからちょっと外れていって急に目立たなくなって違った意味で浮いてきたりするんですよね。

本編との話とは関係ないのですが、江口の苗字がなんで江口なのか今やっと気がつきましたwww

武田がカッコ良すぎる!しかし・・・

新宮寺が席を仕方なく譲ろうとしたとき、武田が止めに入ります。
ジャイアニズム全開の武士桃太に対し、これは男らしくてカッコよすぎますね!

しかもそのセリフ!

「黙って座ってろ、平民」

電波教師

ですからねww
少し問題発言ではありますが・・・。

そして同じように綾子が譲ろうとするとククルが止めに入る。

「それは違う」

それは桃太に言うのではなく、綾子に言っています。
つまり、「綾子ちゃんそれは違う、強いものに恐れて屈して譲ることを許してはいけない」と言いたいのだろう。

だが、そこはどうなのだろう・・・。
確かに桃太が無理矢理力尽くで変わろうとしているのならばそれは許してはいけない。

ただこの場合、綾子や新宮寺が好意で代わってあげようとしていたのならどうだろう。
結局止められた女子二人は男子に胸キュンで言われるがままだが、桃太は窓際がいいから代わってくれる人を探している、女子は好意で代わろうとしている。

もしそうだとしたら、それを阻止している武田とククルが間違っていることになる。
しかもそれは間違っているどころか、逆にいじめをしていることと同じ。

そこに絡んでくるのはやはり桃太の普段からの行動だろう。
そのことをこういった場面で持ち出すことは普通はアンフェアなのだが、やはり人間関係というのはそういうもの。

今回はただの自分の傲慢だが、いざ本当に助けてほしい時、どうしても何かを頼みたい時に、普段の素行が悪ければこのような仕打ちを受け誰からも助けてもらえなくなる。
そこのところは、ジャイアニストはよく理解して、それを覚悟した上で行動してほしい。

様々な作品のキャラクターが登場!!

毎回他のなにかしらの作品に触れる鑑。
今回はそれが少し多めでした。

まず、熊本をロケ地にしている超有名な三作品「名探偵コナン」「るろうに剣心」「進撃の巨人」
同じ出版社の「名探偵コナン」は伏字もなく、イラストもそのまま載せてありますが、さすがに他社の二作品はそれとなく匂わす程度。

電波教師

とは言ってもそれは誰でも見ればすぐにわかります。
先方からは特におとがめはないでしょうが、こういったことで会社から怒られないのでしょうかね(^_^;)

そして次に出てきたのは「同田貫」
これは確かにただの日本刀の名前のようですが、鑑がハマっているのは、刀を擬人化したゲーム。

電波教師

まさに今話題のDMMゲーム「刀剣乱舞」のブームにのっているとしか思えないw

「刀剣乱舞」の同田貫と比較してみましたが、服装や髪型は全く違うものの、目つきはどことなく似た感じ。
まあこれはあまり似ていると言うほどではないところを見ると、全く別のジャンルのキャラを引用するのには多少抵抗があったのかなと思った。

刀剣乱舞
同田貫イラスト
同田貫

猿田、犬神、雉山も何かのキャラに似ているようにも思えたのですが、そこまでオタクではない私にはちょっとわかりませんでした。
一人は錬金術師に似てるような・・・。

と言っても漫画なんて必ず何かに似てしまうものなのでそこは仕方ないところなのかも。

作品自体が勉強になる!?

鑑は意外にも熊本に興味があり、トキめいています。
古居が面白くないと言った時に、熊本の魅力について説明。

その内容に関してはかなり関心しましたし、知ろうとしなければわからなかったことばかりで、これは勉強になりました。

こうしてこの電波教師をただ読むだけでも勉強になることはありますね。
ただ、アニメや実写版のロケ地だから魅力があるのかどうかは微妙・・・。

それはオタクだからであるし、それを子供達に言ったとしても「へえ~・・・」で終わるのは間違いない。

アニメ化に賛否両論!?

読むにあたって気になるところは、古居の「面白くないから時間の無駄」という発言。
たしかにこのような考えを持つ大人に対して、その魅力を伝えるといった場面なのはわかるが、このやりとりは決して子供には見せてはいけないところ。

現実として、生徒も先生も全員が楽しみにしているというような理想の形はありえないが、誰か一人でもそのように思っている。
しっかり引率として自分たちを連れて行ってくれ、楽しませてくれると思っている教師が、「時間の無駄」などと思っているとは子供たちは思いもしないだろう。

あくまでマンガの中のひとつのシーンだが、子供達は「先生の中にはこんなこと思う先生もいるんだ・・・」と思うと悲しくなるだろう。

小学校の教師は、子供に接する大人の中では、親の次に近い存在。
その先生がそのようなことを思っていれば、裏切られた気持ちで不信感を抱くだろう。

子供が親を選べないように、生徒は教師を選べない。
不幸にも古居のような教師の元で育つ生徒たちは、残念な思いをすることになる。

現実の世界では、子供の未来を考え、日々努力を続けている教師が沢山いる。
というか全ての教育者がそうであってほしいし、少なくとも子供たちにだけはそう思い込ませておきたい。

大人目線で見ればたいしたことはないことだが、私は子供たちが見る漫画やアニメはこうしたところに気を配ってほしいと思う。

この「電波教師」を描くうえで、その対象が、教育者なのか、保護者なのか、生徒なのか。
それによって大きく変わってくることだが、間違いなく子供たちもこの漫画やアニメを見るだろう。

この作品自体に問題があるとは思わないが、わりと偏った表現の多い作品がゆえに、テレビアニメで子供が見る時間帯に放送していることに賛否両論あるのではないだろうか。
この作品のターゲットをもっと明確にできれば理解する人も多いのではないかと思う。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

人気記事

コメントを残す

*