四月は君の嘘 ネタバレ感想 第9話「暗い海1」

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四月は君の嘘

四月は君の嘘
第9話
「暗い海1」

ネタバレ・感想・内容

原作
新川直司

登場人物

有馬公生

有馬公生

市立墨谷中学校三年生

 

澤部椿

椿

市立墨谷中学校三年生
公生とは家が隣の幼馴染み。

 

渡亮太

渡

市立墨谷中学校三年生
公生、椿の幼馴染み。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

あらすじ

回想

いい?公生

繰り返し繰り返し楽譜を読み込んで
何度も何度も引き込むのよ

そうやって完璧にするの
譜面の指示通り作曲家の意図通り完璧に

正確に

またズレた
何度言ったらわかるの?

ソコが弾けるまで寝ちゃダメよ

よく見なさい
全ては譜面に書いてあるのよ

「また有馬がトップか」
「母親が橋本先生の直系だからな」

「7・8時間レッスンなんでしょ、毎日」

「メガネに譜面でもついてんじゃね?」
「叩かれたアザ隠しにもなるしな」

「いつ遊んでるの?」

「そんな生活普通耐えられないよ」

「本当に機械みたい」

まわりは勝手なことばかり言う。
自分だけが母の見方だと公生は思った。

回想終了

 

「セーフ」

渡と椿の協力でなんとか時間に間に合った。

公生
「ありがとう、いってくる」


「ちゃんとやれんのか公生のやつ」

椿
「もうすぐ春がくるよ」


「あ?もうすぐ五月、桜が散る頃だぜ」

椿
「うん、でもきっと」

四月は君の嘘

「春が来るよ」

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公生
(こんなのむちゃくちゃだよ)

時間かけて練習して体に覚え込ませて。
譜面がいらないくらい完璧にしあげなければ無理。

ほぼ初見で人に合わせなきゃいけない。
しかも、あんな無茶苦茶なヴァイオリニストに。

かをり
「テンポどーする?ガンガンいっちゃう?」

公生は譜面に夢中で下を向いいたまま。

「このドレス似合う?新調したの」

それでも必死に譜面を見続けている公生。

四月は君の嘘

かをり
「どうかね?落ち着いた?」

公生
「いきなり何するんだよ!?」

 

かをり
「私を見て」

四月は君の嘘

「下ばかり向いているから譜面の檻に閉じ込められるんだよ」

「大丈夫、君ならできる」
「ずっと昼休みに聴いてたでしょ」
「譜面はいつも目に入るところにあったでしょ」

「私たちならできる」

「旅の恥はかきすて」
「思いっきり恥かこうよ」

「行こ」

自分たちの順番になり、かをりに手を惹かれながら会場へ向かった。

その時、少しだけ公生の頭の中に母の言葉がよぎった。

けど、目の前には天真爛漫、ジェットコースターのように振り回す彼女。
行き先のわからない旅のよう。

公生
「君は自由そのものだ」

かをり
「違うよ」

四月は君の嘘

「音楽が自由なんだよ」

「さあ度に出よう」
「サン=サーンスが私たちを待ってるよ」

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感想

これは完全に恋の予感ですね。
椿の言うように春が来そうです。

そして、その存在は公生にとっては未来を明るくする。
まさに世界をカラフルにしていくんじゃないでしょうか。

読んだ限り、母親の教えによって公生の技術は確かなものだけど、かをりのいう、譜面の檻にずっと閉じ込められている状態。

何に対してでもそうであうが、確かに完璧にすること、ミスをしないことは大切ですが、それは表現者としてどうなのかと問われれば、正解かどうかはわからない。
基礎的な技術を身に付け、そのうえで自分の思いを表現していくことが、表現者であり、アーティストなわけですね。

母が間違っていたわけではないですが、その先のことを公生は学べていないのでしょう。
そのことが性格にも出ていて、自己アピールも弱い。

そこでかをりと出会ったことで、音楽で表現すること、もっと言葉で自分の思いを表現することの大切さを学んでいくんじゃないでしょうかね。

ただ、こうやって公生が成長していく姿を椿はどう見るのでしょうか。
それに、一応かをりは渡とくっつくような話でしたが、そこらへんはこじれることはないのでしょうか。

やっぱり、いくら幼い頃からの仲良し三人組でも、思春期を迎えると色々と複雑になってくるものです。

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