ノラガミ 第1話 ネタバレ感想

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ノラガミ
第1話

ネタバレ感想


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無料マンガアプリ「マンガボックス」にて、新たに「ノラガミ」の連載がスタート。
「ノラガミ」は月マガで今も連載されている作品で、前から気になっていたので読み始めました。

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・あらすじ

ある日の高校の女子トイレ。
ひどいイジメによって一人の女子が泣いていた。

そのトイレの個室の中。
イタズラ書きだらけの壁にあったひとつの携帯番号。

いつもなら見逃す落書きだが、お悩み解決いたしますの文字に反応し、バカバカしいとも思いながらも彼女は電話をかける。
彼女はそれほど藁にもすがる思いだった。

出たのは男性。
電話の向こうで何やら嬉しそうに騒ぐ声。

エンコウだと思った彼女は電話を切ろうとするが、あなたには助けが必要だと言われ、壁に書いてあった名前「夜ト」の名前を呼ぶ。

「お願い、夜トさん助けて」

彼女は泣きながら叫んだ。

「ご指名ありがとうございます」

「はじめまして、デリバリーゴッドの夜トでございます」

「ぎゃあああ」

電話していた男がいつの間にかトイレの上から覗いていたため、彼女は思わず悲鳴をあげた。

若い男性と女性の二人組。
彼らはどこから現れたのか?

「私は神です」

恐れいったか。
今は宿無しのこの身だがいずれは皆がひれ伏すような国のてっぺんに立つとう彼。

しかし、彼女は危ないデンパ野郎だと警戒。

イジメが原因だろうから切ってやるという夜トだが、彼女はいつの間にかいなくなっていた。

彼女の名は睦実。

関わってはいけないと教室へ戻った睦実だが、現実は辛く、クラスメイトからいつものように罵声を浴びせられた。

辛い思いをしながらも席に着くと、今度は自分のペンの上に奇妙な動く物体がいた。
それにも悲鳴をあげる睦実だが、メンヘルだと周囲からは冷たい反応。

どうして自分ばかりがこんな辛い目に遭うのかと、再びトイレで泣いていた。

その時、まだ夜トたちが近くにいる声がした。

なぜ泣いているのかを聞かれ、いじめのことを話す睦実。

そうしているうちに睦実の背後からあやかしが姿を現す。
夜トが言うには、ずっと睦実をつけねらっていたとのこと。

奴らは人にとりついて悪さをする。

しかし、なぜそのようなものが見えるのか。

夜トの電話番号も同じ。
普通は見えない死角が今の睦実は見えている。

それは、皆が息づく此岸とその対となる彼岸の狭間に睦実がいるからだという。
夜トたちも同じ。

彼岸とは、人間の世界でいうあの世のこと。

生と死は光と陰。
それは同時に存在し、人は死を疎み無意識に見ないようにしている。

その死角に棲む神仏悪鬼・魑魅魍魎たちは、死角に身を潜めて常に身近にある。
人間が弱った時に飛びついてくるもの。

それにとりつかれると人は魔が差す。

目の前にいるあやかしから、いじめの罵声が聞こえてくる。
すると、教室でみた小さな動く物体が手の上に再び現れる。

夜トが言うには、それは睦実が指輪に願掛けしたことで生まれ、自分を守ってくれているのだという。

その指輪は、合格祈願にと思って占いの本を見て作ったもの。
そしてその小さな物体は、睦実に頑張れと励ました。

祝も呪も表裏一体。
念のひとつでそれが強いと形を成す。

この学校は、元々空気も悪いし、今は受験前のために余計に良くないのだという。

そう言って外を見た先に、校舎の上に大きな化物がいるのが見えた。

それも死角にいるために、みんなには見えずに夜トや睦実にしか見えない。

そのあやかしからも、受験への不満やストレスの声が聞こえてくる。

そのあやかしはどう考えても受験前の生徒たちのストレスが固まったもの。
その矛先がたまたま睦実へ向けられた。

それを倒せば睦実のいじめもなくなるのかもしれない。

睦実は夜トにあの化物を倒してイジメが無くなるならすぐに倒してくれと涙ながらに頼み込んだ。

夜トは賽銭の五円でこの依頼を引き受ける。

「あなたにご縁があらんことを」

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感想

これは前から気になっていた作品ですが、内容は予想外だったにしろ、結構期待通りの作品でした。

ここ最近までこの作品を知らなかったのですが、元々日本の神々や寺社などの歴史なんかが好きだったのでこの設定は好きですね。
しかも、その神のおこないと、人間のおこない、そして人間の思いから魑魅魍魎が生まれるという考え方を複合してるので、今までありそうでなかったタイプだと思います。

もちろん、いつの時代も、人間の悪意が固まって化物になるという概念はどの作品でも共通していることなのですが、それを日本の神が成敗するというのはなかなかないです。

この、八百万の神々という考え方は。古来から日本が独自に生み出した思想で、こうしてマンガで表現されると、何か頼もしい気分になって、本当に神様というのを信じたくもなったりしますね。

少し前に妖怪というのが流行りましたが、おこないが違うにせよ、考え方は同じで、何か変わった出来事が起きると、それは目に見えない何かの力が働いているのだと考えるのが日本人だったわけです。
そうしたことから、想像力が養われて、マンガというひとつの世界を造りあげたのも日本人の特徴でもありますね。

そう考えると、神々のお話と、マンガというのは非常に相性がいいもので、今までありそうでなかったこと。
神様のおこないをマンガで表現するというこの「ノラガミ」は好きになれそうです。

そして、なにより思うのは、第1話から絵のクオリティが高くて綺麗なのがいいですね。
他に何かの作品を手がけていたベテランの方かもしれませんが、絵も私の好みです。

これから、マンガボックスと新刊のほうの両方で追いかけていこうかなと思います。

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