ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」原作のあらすじ(ネタバレ注意)と結末!【登場人物・あらすじ・キャスト・主題歌】

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2016年1月にスタートする新ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」。

現在わかっている情報を元に紹介します。


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© Nippon Television Netwaork Corporation

ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」

放送予定:2016年1月17日(日)22:30〜23:25 日本テレビ系にて放送開始
原作:火村英生シリーズ(有栖川有栖)
脚本:マギー、佐藤友治
プロデューサー:佐久間紀佳、明石広人、浅見真史

原作となる小説は、有栖川有栖さんの「作家アリスシリーズ」の中でも短編シリーズで知られている「火村英生シリーズ」です。

最近は、探偵やら推理やら怪盗やら何かと推理物がブームになってきているのでしょうか。

有栖川有栖(ありすがわ ありす)とは?

なかなか面白い名前ですが、これはもちろんペンネーム。
何か最近話題になった物語を沢山書くお方とも似たような雰囲気がありますね。

原作者は上原正英さんという方。
作中では火村英生の相棒として登場。

1959年4月26緋生まれの大阪府出身。
同志社大学法学部卒業。

1989年に「月光ゲーム」で作家としてデビュー。

2003年には「マレー鉄道の謎」で第56回日本推理作家協会賞を受賞。

2008年、「女王国の城」で第8回本格ミステリ大賞を受賞。

推理作家・有栖川有栖と犯罪学者・火村英生の二人が活躍する「火村英生シリーズ」は、綿密なトリックとロジカルな推理、キャラクターの魅力の強さから、20年を渡る超ロングセラー作品として人気を誇っている。

シリーズ一作目となる「46番目の密室」(講談社文庫)は角川ビーンズ文庫版「臨床犯罪学者・火村英生の推理 Ⅰ 46番目の密室」としても刊行。

漫画家・麻々原絵里依氏により、コミックスも刊行され、一般のミステリ好きも含めた幅広い読者層から支持されている。

最新作は「鍵の掛かった男」(幻冬舎)

ホームズや金田一、明智と、これまでのミステリを代表する名探偵たちは映像化されて活躍。

そしてこの「火村英生」が小説から抜け出してドラマの世界で活躍してくれることを、原作者・有栖川有栖は心から喜んでいるという。

主題歌は?

EDGE of LIFE
「Selfy Trick」
(avex trax)

作曲・編曲:浅倉大介

2016年2月17日 リリース

ドラマ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」の主題歌を担当するのは、過去にも探偵ものドラマの主題歌を担当したこともある「EDGE of LIFE」。

そして、この曲の作曲はあの浅倉大介さん。

昔はアクセスの一員として活躍されていましたが、今ではもうavexの大物プロデューサーですね!

最近ではドラマの雰囲気を盛り上げるためには主題歌が非常に重要なので注目ポイントのひとつです。

「火村英生シリーズ」とは?

シリーズとして「作家シリーズ」、「学生シリーズ」があり、有栖川有栖は「学生シリーズ」にミステリー作家として登場。

そしてその有栖川有栖が「作家シリーズ」を執筆したという設定になっている。

その作家シリーズに登場する人物が火村英生であるため、「火村英生シリーズ」と呼ばれている。

つまり「火村英生シリーズ」は「作家シリーズ」のことを指している。

この「火村英生シリーズ」は、1992年に刊行され現在に至るまでに23冊、80タイトルもの作品が出版されているという驚きのロングセラー作品。

これまでドラマ化、映画化、アニメ化されなかったのが不思議なくらいで、今回のドラマ化を待ちわびているファンも多く、注目のドラマとなる。

登場人物・キャスト

火村英生

本作の主人公。
犯罪社会学を担当している大学准教授。
警察に対してフィールドワークだと称して殺人事件の捜査に協力する。

「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求めている。

その心の闇の正体を知る者はいない。

捜査現場に飛び込み、犯罪と体ごとぶつかることが火村流。

なぜ犯罪に興味を持ったのかと聞かれると「人を殺したいと、私自身が思ったことがあるから」と答える少し危ない思考も持ち合わせている。

斎藤工

ちょっと異常なところがある主人公・火村を演じるのは斎藤工。

「臨床犯罪学者」と呼ばれているが、研究室にこもって研究するタイプではない。

ここ最近出演が徐々に増えてきていて、人気が高まってきているのが伺えます。
主演作品はあまり目立ったものはないと思いますが、彼はとにかく大人な雰囲気と甘いボイスが魅力。

若い頃に少し激しい役もありましたが、今では落ち着いたなんとも言えない魅力が出てきた実力派俳優。

ミステリアスな火村英生を演じる意気込みとして「新たな探偵もの、推理ものを作っていけたらいいと思う」と語っている。

有栖川有栖

ミステリー作家で火村の助手的存在。

火村が唯一心を許す大学からの親友。
火村をサポート役として現場へ同行するが、思いつきの推理はいつも外れる。
変わり者の火村の保護者役として自認。

窪田正孝

ミステリー作家・有栖川有栖を演じるのは窪田正孝。

印象に残っているのはやはり「デスノート」の夜神ライト役。
その迫真の演技はまだ記憶に新しく、ドラマを盛り上げるのに大活躍しましたね!

今回の有栖役でもキレ者の役となりますが、どんな演技を見せてくれるのかが非常に楽しみです。

やる気に満ち溢れている窪田正孝さんは「たくさんの人に愛されているミステリー作品だからこそ、誠意をもって大切に挑んでいきたい」と語っている。

小野希

本作のヒロイン的存在で、京都府県警本部の刑事。
ニックネームは「コマチ」。

ドラマオリジナルのキャラクターとされているが、原作に登場する大阪府警捜査一課の高柳真知子も「コマチ」と呼ばれている。

部外者の火村と有栖が事件に首を突っ込むことを良く思っておらず、何かと粗を見つけて現場から追い出そうとする。

捜査を重ねるにつれて火村の優秀さを認めていくと同時に、その危険な思考と心の闇も感じていくようになる。

優香

小野希を演じるのは癒し系のキャラクターがキュートな優香。

どうしてもバラエティのイメージが抜けない優香さんですが、なんだかんだで女優としてもしっかりこなしていける実力は持っています。
キャラクターを活かして明るい女性の役が多いイメージなのですが、今回は残忍な殺人現場に居合わせる刑事なので、どのような演技が見られるか楽しみなところ。

鍋島久志

京都府警察本部の警部。
ドラマオリジナルキャラクター。

犯人逮捕に情熱を燃やす熱血刑事。
火村と有栖を信頼している。

二人にいつも頼ってばかりだが、部下には強気で毒舌。

生瀬勝久

ドラマ好きなら誰でも知っている名脇役の実力派俳優の生瀬さん。
脇役と言っても脇役の主役のような存在感があり、シリアスな芝居からコミカルな名演技を見せてくれ、ドラマの雰囲気を左右する存在。

今回のドラマではオリジナルキャラクターのため、どのようなキャラクターなのかが非常に楽しみ。

刑事役は沢山こなしている上に、熱血刑事のキャラクターとなると面白そうな予感がしますね。

坂下恵一

京都府警の若手刑事。
ドラマオリジナルキャラクター。

火村と有栖に憧れているお坊ちゃんの巡査部長。

真面目な堅物だがフットワークは軽い。

清水一希

「地獄先生ぬ〜べ〜」、「水球ヤンキース」などにも出演をしていた若手俳優。

八十田宗則

京都府警の鑑識。

火村の分析力・観察力に一目置いているため、火村には好意的。

現場では火村の推理を楽しみながら、突拍子もない言動でその場を混乱させることも。

マキタスポーツ

「地獄先生ぬ〜べ〜」にも出演をし、最近では「グッディ」にも出演し、話題の俳優。

諸星紗奈江

ドラマオリジナルキャラクター。
世間を震撼させる過激派集団犯罪組織・シャングリラ十字軍の指導者。
自らは手をくださず、構成員の心を巧みに操っていく。

あるキッカケから火村と接触するが、次第に惹かれあっていく・・・。

長谷川京子

大人の雰囲気満載の長谷川さんが悪役で出演するという楽しみなキャスティング。

過激派集団の美人指導者と火村がどのようないきさつで惹かれあうのかが見所か?

貴島朱美

火村が受け持つ女子学生の一人。
ドラマオリジナルキャラクター。

一見ただの女子大生にも見えるが、彼女にはある目的があった。

山本美月

2015年に大活躍した人気急上昇女優。

新たな年を迎えての最初のドラマでの演技に注目。

謎の少年

謎の少年。
ドラマオリジナルキャラクター。

小野寺晃良

演じるこの彼もまた謎の少年。

篠宮時絵

火村の下宿の大家。
火村と有栖を面白い二人だと可愛がり、面倒を見ている。

人が嫌いな火村も、時絵とその飼い猫にだけは子供のように懐いている。
ミステリーが好きで有栖のファンでもある。

夏木マリ

松野貴子

火村の大学の学生。
火村を「ちゃんとしたらカッコイイ」と言っている。

堀口ひかる

渋谷千尋

火村の大学の学生。
元気な女子大生でつぶやくように言う発言が的を得ている。

松永渚

難波洋

京都地方検察庁の検事。
諸星の担当検事。

諸星の罪を立件しようと奮闘するが・・・。

松澤一之

最強タッグが贈る「上質なミステリー」

斎藤工が演じる犯罪学者・火村英生は「この犯罪は美しいか?」と殺人現場に快楽を求める変わった人物。
「人を殺したいと思ったことがある」とも公言したこともあるほどで、究極の犯罪を追い求めている。

一方で、窪田正孝が演じる推理作家・有栖川有栖は「この犯罪はオモロイか?」と火村の捜査を観察。
的外れな推理をしながらも彼の保護者役を自認。

殺人現場には似つかわしくない二人だが、互の欠点を補いつつも複雑な謎を華麗に解明していく。

作中では異色のタッグが捜査を重ねて行くに連れて、友情と信頼関係を築いていくという独特の雰囲気を醸し出してファンを魅了している。

どちらも非常に難しいキャラクターな上に、二人の関係性もまた奇妙で複雑なもの。

役者として決してハードルは低くないが、今まさにノリにノっている斎藤工と窪田正孝がどのように演じていくのか期待されるところ。
二人が作り上げる「上質なミステリー」に注目です。

第一話

登場人物(ゲスト出演)

ニック・ハレルヤ

スピリチュアルアーティスト

戸次重幸

吉永

ニックのマネージャー

音尾琢真

大和田雪枝

フリーライター

入山法子

大和田英児

雪枝の弟

高杉真宙

あらすじ

英都大学の准教授・火村英生。
彼は警察の依頼を受けて殺人事件の捜査協力をする犯罪学者。
「人を殺したいと思ったことがある」と公言し、究極の犯罪を追い求めている。

心に闇を抱える火村のサポート役でもあり、友人の推理作家・有栖川有栖(窪田正孝)。
これまで、火村はパートナーの有栖とともに、数々の事件を解決。

火村はが捜査しているのは若い女性2人が殺害された連続通り魔事件。
被害者の女性2人の口の中に残されていたのは、解読できない謎のメッセージ。

事件が起こったのは、2週連続で火曜日の夜だったことから、火村は、3週目の火曜日の夜に第三の殺人が起こるのではないかと推測。

そして予想通り、3週目の火曜日の夜に同じ手口の殺人が発生してしまう。

火村と有栖が現場へ駆け付けると、被害者はまたしても若い女性。
前の2件と同じように背中から鋭利な刃物で刺殺されていた。

そして、被害者の口の中にはまたしてもメッセージらしき紙切れが・・・。
そこには犯人が書いたと思われる「NIGHT PROWLER」(ナイトプローラー)の文字。

後に「ナイトプローラー」が「絶叫城」という人気テレビゲームのキャラクターだということが判明し、犯人には「絶叫城」の知識があると睨む。

火村は「絶叫城」を制作したゲーム会社を訪れ、ゲームの制作に関わった人間を調査していく。

次の火曜日まであと3日と迫った夜に第四の殺人事件が発生。

被害者はフリーライターの雪枝(入山法子)で、手口は前の3件と同じ。
そして、口の中に残された紙切れには“GAME OVER”と書かれていた。

「絶叫城」も、4人が死ぬとゲームオーバーというストーリーであるため、この連続殺人は「絶叫城」に見立てられ、これが最後の犯行ではないかと思われた。
だが、火村は「この事件は、これまでの3件と違う」と断言する。

「臨床犯罪学者・火村英生の推理」原作

※以下からの内容はネタバレを含みます。

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『臨床犯罪学者・火村英生の推理~46番目の密室~』

登場人物

有栖川有栖

本作の語り手であり作者でもある。
火村の大学時代からの友人でサポート役。

火村英生

英都大学社会学部准教授。
警察の捜査に協力する犯罪学者だが、心に闇をかかえている。

真壁聖一

これまで、45の密室トリック小説を発表し、密室トリックの帝王と名高い推理小説作家の真壁聖一。
世界的にも有名な密室トリック作家で「密室の巨匠」とも呼ばれている。

密室トリックの推理小説を35作品も発表している大物作家。
アメリカで、密室殺人を扱うミステリーを多数発表しているジョン・ディクスン・カーになぞらえて、「日本のディクスン・カー」とも呼ばれている。

独身だが、佐智子、真帆、檜垣と同居。

石町慶太

推理作家

高橋風子

推理作家

安永彩子

真壁の担当編集者で、同業他社の二人とはライバル関係。
毎年パーティーに招待されている常連客。

船沢辰彦

真壁の担当編集者で、同業他社の二人とはライバル関係。
毎年パーティーに招待されている常連客。

杉井陽二

真壁の担当編集者で、同業他社の二人とはライバル関係。
毎年パーティーに招待されている常連客。

真壁真帆

星火壮で聖一と同居。
佐智子の娘。

真壁佐智子

星火壮で聖一と同居。
聖一の妹。

檜垣光司

星火荘で聖一と同居しているが血縁者では無い。
真壁の命の恩人、檜垣光男の息子。

貧しい生活をしていることを知って、檜垣直美とともに星火荘に招かれた。

故・檜垣光男

光司の父。

10年前に浅間サンホテルで発生した火災で、真壁と船沢を助けた。
次々と宿泊客を助け、この火災でたった一人の犠牲者となり、35歳の若さで殉職。

故・檜垣直美

光男の妻。
貧しい生活をしていることを知って、檜垣光司とともに星火荘に招かれ、秘書兼家政婦として働いていた。

2年前に交通事故で死亡。

鵜飼警視

大崎警部

あらすじ

小説家・真壁聖一の別荘で毎年行われるクリスマスパーティーに招待された火村と有栖。

推理作家や出版社の人間など真壁と親しい友人や知人が多数招かれたが、オーナーである真壁が別荘の星火荘で殺害される。

その後、身元不明の謎の男の死体を発見。

推理作家の別荘で起きた不可解な密室殺人事件の謎を解くため、警察に協力をすることになった火村と有栖。

トリックにのほころびを見つけ出して徐々に真相を突き止めていく火村。
仮説を立てながらサポートをする有栖。

事件概要

パーティーの翌朝、真壁が殺害された状態で発見される。

真壁は、自ら考え出した46個目の密室トリックによって殺されていた。
だが、46個目の密室トリックを書いたページはすでに燃やされて焼失。

深夜に目を覚ました有栖は外の雪景色から別荘へ入る足跡を見つける。

不審に思った有栖は、一階へ降りて確認。
真壁の書斎から音が聞こえたため、中に入ろうとするが何者かに襲われてしまう。

トイレに起きた石町が倒れている有栖を発見。
その後、書斎と地下で二人の他殺体を発見。

クリスマスの前夜の様子

クリスマスの前夜、これまでに45個の密室トリックを発表してきた真壁は、次回の作品である「46個目の密室トリック」で密室トリックから卒業すると発表し、小説への想いを語る。

夕食が終わり、真壁は風邪気味だと言って部屋へ戻る。

残りのメンバーで団らんを続ける中、真帆が「不審な男性」を目撃した事を思い出して報告。

別荘の半径1キロ以内に人は住んでいないはずだが、小柄で火傷の跡がある男を見かけたという。
船沢も、別荘に向かう途中で雪道をリュックを背負って歩いている不審な人物を目撃した事を思い出す。

火村は別荘荒らしの可能性も考慮し、戸締りをするよう忠告。

だが、推理作家や編集者の集まりであるため、不審な男性について様々な仮説を立てはじめ、その人物を「サンタクロース」と名付けた。

手の込んだなイタズラ

盛り上がりも一段落し、それぞれが部屋に戻ろうとした時、2階の各部屋で異変が起きていると報告がある。

石町の屋根裏部屋へ続く階段には、一面に石灰が綺麗にまかれており、ドアには白い粉で「X」と書かれていた。
安永の部屋には、白いスプレーで窓にハートのマークが書かれていた。

船沢の部屋では玄関で脱いだ靴がクローゼットの中にあり、靴の中に白ワインがなみなみと注がれていた。
火村の部屋ではトイレットペーパーが散乱。

杉井は盲人用の白い杖が部屋に置かれていた。

高橋の部屋には白いテディーベアが置いてあり、首のリボンに「キケン ジゲンバクダン」と書かれていた。
白いテディーベアに耳をあてると、中からカチカチカチと音が聞こえ、全員大慌てで離れた。

火村はテディーベアを解体すると、中には目覚まし時計が入っていた。

イタズラとしか思えない出来事に招かれた7人は犯人を推理したが、いずれも「白」がキーワードになっているというだけで、犯人の特定には至らず。

招かれた客が行ったイタズラにしては手が込んでいる。
だが、明日になれば真壁からネタババラシがあるかもしれないと考え、時間も遅かったためにその日は解散して休むこととなった。

死体の発見時の状況

自室に戻った有栖は、小説の推理をしながら眠りに就く。
しかし、夜中に目が覚めてしまい、気分転換に窓から外を見た。

すると、雪の上に外から別荘に伸びる足跡を発見。

不審人物「サンタクロース」の一件もあるため、別荘に何者かが侵入した恐れもある。
そう考えた有栖は、各部屋の様子を伺って回る。

1階にある書斎のドアに耳を宛てて中の様子を伺っていた時、不意にドアが開き、有栖は頭部を殴打されて気を失う。

15分後、トイレに降りてきた石町によって有栖は発見され意識を取り戻すが、有栖がいたのはリビングだった。

石町に書斎を確認してもらったところ、内側から鍵がかかけられていた。

有栖は火村を起こそうと2階へ向かうが、階段にある石灰の足跡に、もう1つ足跡が重なった箇所があることに気が付く。
これは、石町が1階へ降りた後に、誰かが2階へと上がったことになる。

有栖は火村を起こし、1階から外へ出て、窓ガラスを割って書斎へ入った。

書斎の中で、暖炉に上半身を突っ込んだまま息絶えている人物を発見。

頭には灯油が掛けられて燃えいたため、顔は判別できなかった。

昨夜話題に上った不審人物「サンタクロース」ではないかと思われた。

だが、謎はそれだけではなく、書斎のドアには内側から鍵がかかっており、部屋は完全に密室が成立していた。

火村は、警察への通報を指示。

2階へ向かい、階段に付いた足跡の犯人を捜すために参加者全員のスリッパを回収した。

もう1つの謎の死体

書斎で死体が発見され、騒ぎを聞きつけて全員が起きてきた。

しかし、その中には真壁の姿がなかった。
地下の書庫に向かうと、部屋の中から鍵がかかっており、呼んでも返事は無い。

有栖がドアを破壊中へ入ると、男性が書庫の暖炉の中に上半身を突っ込んで息絶えていた。

書斎の時と同じように、頭から灯油が掛けられて燃えていたため、顔は判別不可能。
だが、その体型から真壁聖一だと分かった。

地下の書庫も、部屋の内側から鍵がかかっており、完全な密室。

警察が到着し、鵜飼警視が関係者から事情聴取。
火村は階段にあった重なった足跡のことを伝え、回収したスリッパを調べるよう依頼。

その後、参加者全員が警察から解放され、この事件の犯人や密室トリックについて推理をしていくが、何ひとつ解けずにその日は解散となった。

調査開始

翌日、鵜飼警視は火村に捜査協力を要請。

火村は有栖を助手に付ける事を条件に、捜査協力を引き受ける。
火村は、書斎の密室は糸とセロハンテープという古典的なトリックで密室を作ったと推理。

庭でトリックに使われたと思われる釣り糸も発見した。
しかし、地下の書庫は糸が入る隙間が無いため、同じトリックでは密室は作れないことが判明。

地下の書庫の暖炉から、マジックで書かれた謎の英文も見つかり、さらに謎は深まった。

さらに、真壁の遺作となる「46番目の密室トリック」に関するメモが書斎の暖炉で焼かれた事も判明。
これにより、真壁は自身が考え出した「46番目の密室トリック」により殺害された可能性が浮上。

※以下からの内容は犯人やトリックのネタバレを含みます。
 事件の真相をまだ知りたくない方はご注意ください。

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「46番目の密室」の犯人とトリック
犯人

石町慶太

地下の書庫の密室トリック

真壁が殺害された地下室の書庫の密室。
トリックは入口のドアの蝶番が壊れており、鍵を掛けていなければドアが勝手に開いてしまうため、真壁が鍵を掛けていた。

真壁は暖炉の中に書かれた謎の英文を読むため、暖炉の中に上半身を入れたところを見計らって、屋根にいた石町が壺を落として殺害。

地下の書庫は石町が意図せずに密室殺人となった。

イタズラの真相

2階の各部屋に仕掛けられたイタズラの犯人も、石町慶太。

重要なのは屋根裏部屋に続く階段にまかれた石灰のみ。

石町慶太は、自分の部屋の前にまかれた石灰に足跡が無いことを鉄壁のアリバイとするつもりだった。
だが、それだけだと怪しまれるため、カモフラージュとして他の部屋にも色々なイタズラを行っていた。

衝撃的な犯人の動機

火村が石町を呼び出すと、意外なほど簡単に真壁ともう一人の殺害を認めた。

石町は実はホモ(ゲイ)だったのである。

真壁は、生前と石町とは肉体関係にあった。
しかし、石町は、編集者・安永彩子と出会ってから女性に目覚め、彼女との結婚を決意。

そのことを知った真壁は、それまでの関係を安永に暴露すると脅した。
関係が安永にバレてしまい、大切な恋人を失ってしまうことを恐れた石町は真壁を殺害。

まとめ

いかがでしたか?

「火村英生の推理」のドラマ情報と原作のネタバレは以上です。

この原作「46番目の密室」ネタバレを読みながら感じたことは、推理の難しさや巧妙さではなく、とにかくそのストーリーが面白さが魅力ではないかと感じました。

動機も衝撃的なものでしたが、それは別にアンフェアなものではなく、実際にも十分にありえることなのでいい意味で予想外の方向へ裏切られますね。

天才的科学者やアーティストには、一般のいわゆる凡人からすると少々異常に感じられる面があったりするもの。

ゲイともなると、そうそう相手がいるものではないので、嫉妬は通常の恋愛の数倍かと思われます。

そして、一旦恨みを買ってしまえば、不幸にしてやらないと気がすまないといった復讐を受けてしまいます。

「お前だけ幸せになるのは許さない」

そんなところでしょうかね。

さて、気になるドラマのほうですが、心に闇をかかえた犯罪学者・火村を斎藤工さんがどのように表現できるのかが楽しみなところです。

元々彼はおとなしい印象で、なんとも言えない独特の空気を持っていて、男性から見ても魅力的です。

落ち着いた感じが女性にも人気で、少し影のある火村役としてはかなりハマり役になる可能性がありますね。

そして、デスノートで一躍有名になった、有栖川有栖役の窪田正孝くん。

キラ役では完全にぶっ飛んでる感じとキレ者の感じが最高でしたが、本質的には彼は優しいそうな青年のような印象。

火村のサポート役としていい演技が見られることに期待です。

他にも、久々のドラマ出演の優香さんや、超個性的キャラでいつも楽しませてくれる生瀬さんも出演されているので、楽しみなポイントが沢山ありますね。

推理モノの好きな私としては非常に楽しみな作品で、今期は最も注目しているドラマです。

これがコケなきゃいいのですが・・・(^^;

映像化されていない最後のミステリーとまで言われているので、世間でもかなり注目を浴びるのではないでしょうかね。

ドラマスタートまであと少し。

楽しみに待ちましょう!

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