アクマゲーム ネタバレ感想 121 「少年漫画の主人公」

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アクマゲーム
121
「少年漫画の主人公」

ネタバレ感想


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※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・あらすじ

照朝は毛利の元を訪れ、将棋をさす。
グングニル打倒のために決勝の勝利を譲ってほしいと交渉。

毛利
「協力はできない・・・」

それはなぜなのか?グングニルを認めているのかと問う照朝。

しかし、その問いは卑怯であり、短絡的かつ誘導的だと返される。
協力しないこととグングニルを認めることは同義ではない。

毛利
「この世に正義も悪もないよ」

「キミはグングニル政府になる前、かつての政府に一歳不満はなかったの?」

照朝
「いや・・・」

毛利
「ではその不満解消のために、当時の政府を打倒しようと考えた?」

照朝
「状況が違う」

「グングニルの独裁政治には国民の声が反映されない、民主主義が・・・」

毛利
「そこは問題の本質ではないよ」

「本質は、グングニルが国家を主導する権力として正常に機能しているかどうか」

グングニルは一見過激だが、国民に利をもたらしていて、粛清にも一定の基準が見える。
ここまでめちゃくちゃをしておきながら他国との戦争をしていない。
故に、彼らの唱える世界平和が本物かどうかを見極めるにはまだ早いとう毛利。

それを聞いた初が言葉を発した。


「悠長なことを」
「のんびり眺め害と判断してからでは手遅れだということがわからんか」

すでに手遅れという見方もできる。
仮にグングニルを倒せたとして、今から政治体制を元に戻したところで、その後、日本は戦争を、破滅を回避できるのかという毛利。

毛利
「グングニルは悪い、だから倒す」
「倒せば平和が訪れる」

「まるで少年漫画のようにまっすぐ妄信的だ」

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「現実はフィクションのようにはいかない」

照朝は総一郎が「彼はたんぱくなリアリスト(現実主義)」「自分たちがマイノリティ(少数派)」だと言っていたことを思い出していた。

傍観している潜夜から見ても、二人は同じことを話し合っているようで、視点がかみあっていない。

照朝にとってはグングニルは危険な悪の組織。
グングニルが政権を奪ったことは奴らを倒すのを急ぐ要因でしかない。

でも毛利は政権をとってからのグングニルしか知らない。
毛利にとって「グングニル=国家」であり、一国民がどうこうする相手だとは思っていない。

照朝の本当の狙いに毛利は気づいているのか?

照朝
「人は何が正しいかでは生きていない」
「自分のやりたいことに理由をつけて生きていく」

「グングニルは日本にとって、世界にとって利か害か」
「オレには断言できません、あなたの言い分もよくわかる」

「・・・なのにオレはグングニルを倒したい」
「この強い気持ちはどこからくるのか」

「オレの身近な人たちがグングニルによって苦しめられているからだ」

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「あなたはどうか?」
「妻子を人質に取られ・・・殺すと脅され、それでもグングニルを静観できるのか」

毛利
「妻と息子は無事だった」

「再び人質に取られても、僕は妻と息子を取り戻すためグングニルの要求をのむ」
「もしそれがかなわず二人を殺されたら・・・」

「僕は可能な限りの復讐をし、返り討ちにあい、果てるだろう」

「相手は国家、一人の一般市民にできることなんてこれが精一杯」

照朝
「それがあなたの最善か」

毛利
「そう」
「君が将棋でかなわないのと同じ」

ちょうど打っていた将棋が詰んだ。


「くだらん」
「それは定跡書に書いてある最善だ」

初が割って入る。

それなら毛利の土俵では戦わないまでだという初。


「これは予想できたか?」
「お前は誰だ?」
「毛利明ではないのか?」

「俺は斉藤初」
「俺は自分を一般市民などという顔の見えない名前で呼ぶ気はない」

「俺は俺のために俺のなすべきをなす」

毛利
「決裂」

照朝
「決着は」

照朝・毛利
「決勝で」

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潜夜にも問うが、選択肢はなく絶対服従だと答える。
しかし、それはすでに解けている。

そんな建前はおいておいて。
今は毛利に負け越しいるため、毛利が照朝に負ければ間接的に自分がさらに下になる。

潜夜
「それはちょっと我慢ならないので」

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「全力で阻止します☆」

照朝
「そうか・・・安心したよ」
「絶対服従もチーム戦も負けた時の言い訳にはしないということだな?」

潜夜
「言うねえ~」
「しないしない☆」

「誓うよ」

ここで話は終わり、帰宅する照朝と初。
帰りの車中で話す二人。

「うまくいったな」

「決着は決勝で」という言葉を交わすことが目的だった。
負ければ絶対服従だが、嫌々従うのと納得して従うのでは大きく違う。

実力さえ示せば協力も吝かではない様子だった。
となると、あとは勝つだけ。

潜夜も、あそこで全力で戦うことを宣言してくれたおかげで、決勝の結果に言い訳の余地はなくなった。

毛利明を説得するためには、必要な敵対だったという照朝。

初にはそうは見えなかったが、全力で戦う他にはないことには変わりはない。

「あとは決勝まで何事もなければいいがな・・・」

???
「さあ・・・グングニル」

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???
「退場の時間だ!!」

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感想

前回の話では、毛利に勝利を譲ってもらう交渉をしに行くという話でしたが、総一郎に簡単ではないとも言われていました。

そこで、今回のような策をとったようです。

先のことを考えてのことでしょうが、勝つことを前提としてるため、やはり理想の形は協力してグングニルを討つということなんでしょうね。

ただ、恐らく毛利はそこまでもわかっているような気がします。
それでも、それを理解していたとしても、交渉にうなずくわけにはいかないので、あのような会話になったのでしょう。

どちらにしろ、互いの考え方を交えるのにはいい機会になったんじゃないでしょうか。

そして、最後に何やらおかしな連中が出てきました。
彼らは恐らく全く別の存在。

今までにいたキャラなのか?

この新たにグングニルに抗う存在の実力がどんなものなのか。
彼らにも勝利して仲間にするのか?
それともグングニルを先に滅ぼされて新たな敵となってしまうのか?

やはり物事はそう簡単には進みませんね。

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