うしおととら【感想・ネタバレ注意】第四章「符咒師 鏢」(其ノ壱~五)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
うしおととら

うしおととら第四章「符咒師 鏢」(其ノ壱~五)

妖怪を倒す符咒師「鏢」が登場!

とらを狙う鏢にうしおは・・・!?

アニメ情報

伝説の妖怪がアニメに!?名言・名場面!「うしおととら」!【アニメ化・声優・主題歌・あらすじ・放送日】

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・あらすじ

其ノ壱「化物を狩る者」

獣の槍
二千年以上昔、妖怪を退治するためにつくられた槍。

この槍を持つと、誰かの声が頭の中に鳴り響く。

人の魂を力にかえ、妖怪と討つ。
ゆえに獣になっていく。

実際にその力は凄まじい。

そして、発端となった奴も、出会った時にはこの槍につらぬかれていた。

うしおととら

見つけた時、この槍で壁にぬいつけられていた。

仕方ない理由ができて、俺は奴を500年ぶりに開放した。

うちにある古書を見ても、どうやら奴の言っていることは本当らしい。

とらは強い。
この前も餓眠を一撃でしとめた。

奴はいつもおれを取り殺そうとそばにいるが、そんな強いとらもこの槍の前からは逃げるだけ。

とらは、テレビから流れるニュースが大好き。
なぜなら、先日とらとともに戦ったムカデとの対戦が映っているから。

しかし、その映像が思わぬ相手を引き寄せる。

香港
九龍

人間に化けて悪行をなす妖怪を成敗する男。
鏢と名乗る男がいた。

彼はお金をもらって妖怪を倒す「符咒師」(ふじゅし)
中でも子供を犠牲にする妖怪に対しては目の色を変えて怒り狂った。

うしおととら


「まただ・・・こいつらでもなかった」
「どこにいるんだ・・・」

鏢は15年前に妻・ハイフォンと娘・レイシャを妖怪の手によって殺された。
右目を潰されながら、今もその妖怪を探していた。

そんな時、ムカデと戦ううしおととらの映像を見て、鏢は15年前の妖怪はとらに違いないと日本へ向かう。

うしおととら

其ノ弐「刺客参上!」

とらはうしおの寝込みを襲うが槍に危機を知らされ、かわされる。

飛び起きたうしおは槍を持って対峙するが、とらには秘策があった。
槍の力を発揮していない状態のうしおはただの人間。

そのタイミングで襲えば何も怖くはない。
それが的中し、うしおは顔に大きな傷を負ってしまう。

うしおととら

とどめをさそうとするとらだが、槍の意思によって阻止される。

槍の力で変化したうしおを見て、再び逃げていくとら。

一方、中国から日本へ渡った鏢は、瞳術で刃物を持って税関を通過。
トイレで方角を占い西へ向かう。

うしおは顔におおきな傷を受け、とらをぶったおそうと決意する。
とらのほうは、これでいつでもうしおに勝てると付け狙っていた。

鏢の占いでは「西、子供の助力を得ろ」と出ていた。

とらを探して街へ出ていたうしおだが、周囲がやたらと騒がしく、ひどいけが人が出ている様子。

その頃、公園では、ガラの悪い奴らに絡まれている親子を助けたうえに、相手を痛めつける鏢の姿があった。

致命的な一撃を与えようとした時、うしおが止めに入った。
そして、鏢にはうしおの背後に妖怪の姿が見えていた。

うしおととら

特に説明もないまま、鏢がうしおに襲い掛かった。

応戦するうしおだが、鏢にねじ伏せられ、妖怪のことについて問い詰められる。
しかし、そう簡単には口をわらないうしおにしびれを切らし、目を潰そうとする鏢。

獣の槍が勝手に動き、うしおを守った。

うしおととら

其ノ参「鏢の過去」

「獣の槍」

それは大昔に作られた妖怪を倒すための槍で、500年前に失われた。
符法術を学んでいた鏢はその存在を知っていた。

(西へいって少年の助力をあおげとはこの伝説の槍の持ち主のことだったか!)

「すまん!!」

鏢は土下座して謝り、妖怪について教えてくれと頼み込んだ。

本名は捨て、鏢と名乗り符咒師として遁甲盤の導きを経てやってきた。
聞けば、毛が長く、目の周りにくまどりのある妖怪を探しているという。

その理由を聞くうしお。

鏢が静かに話始める。

中国
広東省

15年前まで、街の薬屋に通う普通の男だった。
妻・ハイフォンと五つになる娘・レイシャが最愛の宝だった。

だが、ある夜、帰りが遅くなり自宅のドアを開けると、突然そいつは現れた。

うしおととら

傷を負ったまま部屋を見ると、妻と娘の無残な姿があった。

うしおととら

その日以来、妖怪を殺す技を習った。
修行は辛かったが、あの妖怪をこの手で殺せるなら・・・。

どんなことでもいいから教えてくれと頼まれる。

鏢はつらい思いをして、壮絶な人生を歩んだ。
だが、とらは500年間封印されていた。
15年前に中国で人を殺せるはずがない。

うしおはそのことを言おうとするが、悩んだ。

とらはいつも自分を殺そうと付け狙ってくる。
だが、うしおは少しでもおりあってとらとやっていけるのではないかと思っていた。

でも、あいつはうしおの顔を容赦なく切りつけた。
裏切りだと感じていたうしおは、とらの存在を鏢に打ち明ける。

うしおととら

全てを聞いていた鏢ととらはついに対決することになる。

鏢はそのとらの姿にあの時の影と同じだというが、とらは何のことだかわからない。
しかし、そんなことは関係ない。

二人の戦いが始まった。

うしおととら

其ノ四「うしお、なやむ」

鏢の予想以上の能力にとらはく苦戦していた。

一方、学校ではうしおはいつもよりおとなしく、まわりが気にしていた。

とらは動きを止められ、能力を封じる鏢の能力に押されていた。
そして、鏢の青い右目はどんなあやかしも見抜くため、とらは隠れることもできず逃げ回るばかり。

うしおととら

二人の戦いは夕方まで続いていた。

放課後、うしおは下校しながら、まだ考えていた。
とらはあの人の仇じゃない。

嘘を教えてとらを退治してもらおうとした。
きっととらは鏢には勝てない。

それでもとらが悪いんだと思い込もうとしていた。

とらは、得意の稲妻で応戦するが、その稲妻の能力も封じられてしまう。

うしおが下校中、麻子がうしろからずっとついてきていた。
うしおはそれに気づいていたが、かってにしろ、とそのまま歩く。

うしおととら

麻子
「さああたしをぶっ飛ばしてごらん!」
「くやしいでしょ!ぶっとばしなよ!」
「あんたの心にひっかかってるものもぶっとばしなよ!」
「あたしはあんたがなんで悩んでるかは知らないよ・・・でも・・・」

「いつも走り出したらいき先考える奴がじっとなやんでふさぎこんでるなんて変じゃない!」
「ぶつかんなよ!人のためとか道徳とかじゃなく、あんたが今一番やんなきゃと思うことに!!」

「それでもだめだったら・・・」
「わたしがまたぶったたいてあげるから」

そう言って麻子は走りさった。

それがきっかけで吹っ切れたうしおは走り出した!

うしおととら

だが、鏢の前に成す術のないとらは追い詰められていた。

スポンサーリンク

其ノ五「鏢対うしお」

力つきようとしているとらに鏢がとどめをさそうとする。

「まってくれ」

その時うしおがかけつけた。

うしおは全てを話した。
とらは500年封印されていたこと。
15年前の事件に関わることができなかったこと。

そして、もっと早くに教えるべきだったという・・・。

「ふざけるなー!」
「日本まできてここまで追い詰めたんだぞ!」

鏢はとらに違いないと言い張る。
だが、うしおは違うと言って顔を見せ、それぞれがつけられた爪痕の数が違うことを教える。

うしおととら

とらは助けてくれとは言っていない。
鏢は妖怪を庇う価値があるのかという。

しかしうしおは

「価値とかなんてしらねーや!」

うしおととら

「俺はただ間違ったことが大嫌いなんだい!」

しかし、それを信じようとしない鏢はうしおに殴りかかる。

うしおは、鏢相手に槍は必要ないからと手放す。

15年も探してきて、やっと見つけたと思ったらまた違う。
鏢の怒りはうしおにぶつけられた。

だが、その怒りはおさまらず、とらを討たなければおさまらないという。
そして、とらを仕留めるため、とっておきの技を仕掛ける。

うしお
「とら、さがってろ」

とら
「なんでわしを助けようとする?」

うしお
「・・・・」

とら
「おい!うしお!」


「地獄へいけ!」

とら
「あん?なんていった?」

うしお
「おまえにゃけっこう助けてもらったからな」

とら
「て、こらおまえ、まて!なにすんだよ!いらないことすんなよおい!」

うしお
「うおおおお!」

うしおととら

「鏢!なにもやってない奴を殺すのは仇討ちじゃない・・・ただの殺しだ!!」

うしおととら

「そんな汚いことで死んだ娘がよく眠れるもんかあ!」

うしおととら

そのままうしおはその場に倒れ、気をうしなった。

鏢がゆっくりととらのほうへ近づく。


「違う・・・おまえを討つことは・・・ただの殺しか・・・」

「わかっていたんだよわたしには!」

うしおととら

しばらく気をうしなっていたうしおが目を覚ますと、鏢が手当をしてくれていた。
とらの処遇はうしおに任せ、しばらくは日本を探してみる。

そう言って鏢は去っていった。

 

その夜、うしおは疲れ果てて眠っていた。

うしおととら

 

うしおととら

とら
「ちっ・・・」
「あのはんばーがーってのうまいよな」
「おめーなんかよりきっとずーっとうまいぞ・・・」

うしおととら

「だから・・・」
「しばらくは食わないでいてやらあ・・・」

スポンサーリンク

感想

この話でうしおととらの関係が大きく深まったように感じましたね。
これまでは確かに、とらはなんで寝込みをおそわないのか?とか食う気あるの?といった疑問がずっとありましたが、ここへきてきちんとしたエピソードを盛り込んできましたね。

しかもその話と新たな人物・鏢の登場を織り交ぜながら組み立ててあるストーリーは素晴らしいですね。
恐らくあの感じからすると、鏢はまた出てくるんじゃないかと思います。

家族を殺した妖怪の存在も気になりますし、なんせとらをあそこまで追い詰めたあの強さ。
もっと強力な的が現れた時に、鏢はかなり心強い味方になるのではないでしょうか?

うしおは妖怪を引き寄せ、鏢は妖怪を探しているわけですから、これから先も切っても切れない縁になるんじゃないかと思います。

それに、気になるのはあの青い右目ですね。
あれがなんなのかが気になります。

妖怪の力を封じる能力もあれば、税関で見せたように、人の心理も操る能力を見せていました。
このような能力を人の所業で身に付けることができるのなら、とても恐ろしいことです。

鏢は自分の復讐のためだけにその力を使いますが、それを悪用した場合を考えると、妖怪なんたよりももっと恐ろしい存在です。

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*