うしおととら【ネタバレ注意】第七章「ヤツは空にいる」(其ノ壱~六)空の巨大妖怪「フスマ」と対決!

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うしおととら

うしおととら第七章
ネタバレ・感想です!

北海道へ向かう飛行機で空の妖怪と遭遇!
とらと力を合わせて戦ううしおだが・・・。

前回までのあらすじ

うしおととら第六章「伝承」(其ノ壱~四)

※以下からの内容はネタバレを含みます。

内容・ネタバレ・あらすじ

其ノ壱「タキシング」

旅客機524便は、上空で突如操縦不能になる。
そして、パイロットが見たものは・・・。

うしおととら

うしおはとらとともに、母の秘密を知るために旅に出た。
槍の復活に法僧たちも動きだした。

うしおがめざすのは北海道の旭川の叔父の家。
古来からその方角は鬼門だった。

空港
獣の槍を荷物と一緒に預け、出発の時間を待つうしお。

先日、200人もの犠牲者を出したとされる飛行機事故があったため、周囲の客はみな怖がっていた。

その事故で父を亡くした檜山勇は父の友人・厚沢と一緒にいた。
父は先日の事故によって墜落した旅客機のパイロットを勤めていた。

母もおらず、一人娘の勇は、同じく北海道の祖父の家を目指す。

亡くなった友人のためだと、厚沢は付き添っているが、勇は厚沢のミスによって父の機は墜落したと思い込んでいた。

だが、本当のことを信じてもらおうと、厚沢は勇に説明する。

厚沢は自衛隊のパイロット。

そしてあの日見たのはあれはバケモノだった。
晴天で、景気にも異常なし。

そんな時、それはレーダーにも映らず突然前方から現れた。

うしおととら

秒速1600メートルの中、操縦室にいる檜山さんの姿が見えた。

そしてその機体は爆発し、墜落。

厚沢は信じられない話を勇に話すが、馬鹿にしていると言って信じてはもらえない。

その話を近くで聞いていたうしおととら。
とらが言うには、それは「衾」(フスマ)という妖怪。

切ってもなぐっても雷でもダメなやっかいなヤツ。
そいつの弱点はお歯黒の歯と大量の炎だけだという。

厚沢と話していた勇が転倒し、うしおにぶつかったことで知り合う。

その頃、ニュースでは、パイロットがボイスレコーダーに残した意味不明の発言を発表。

「こいつはわれらをまっていたんだ!そうだこいつは」
「こいつは、空にいるんだ!」

其ノ弐「テイクオフ」

近くの席に座ったうしお、勇、厚沢。
そして飛行機は離陸した。

怯えている勇をうしおが励まし、それをきっかけに話すようになる。
勇は、パイロットをしていた父が一か月前の飛行機事故で亡くなったことを話す。
厚沢を許さないという。

疲れて眠ってしまった勇。
今度は厚沢がうしおに話しかける。

うしおは厚沢の話すバケモノの話を信じていた。
その時、何かの異変を感じた瞬間、突然機体が大きく揺れた。

うしおととら

ヤツが現れ、人々の悲鳴が飛び交う。

うしおととら

パイロットになにかあったに違いないと操縦室に向かう厚沢。

妖怪が来ていることはわかっているが、槍は荷物と一緒にあずけているうしおはどうしたらいいのかわからなかった。
だが、とらのアドバイスがヒントになり、槍を引き寄せる。

うしおととら

其ノ参「フライト」

槍を手にしたうしおだが、ヤツは外の空中にいる。
おびき寄せて攻撃しない限り届かないし、万が一失敗すれば機体が破壊されてしまう。

操縦室についた厚沢は、パイロットが絶命し無人で飛行しているのを見た。
仕方なく操縦席に座り、操縦する。

うしおととら

しかし、バケモノが張り付いているため、思うように操縦ができないことがわかった。

うしおは、今の状況ではどうにもできないため、とらに外に出て戦うよう頼む。

うしおととら

フスマ
「なにい、長飛丸か!」

とらはフスマが機体を掴んでいる手を焼いて解く。
すると、操縦が可能になった。

うしおととら

だが、フスマはまだ健在で、とらとの戦いが続く。

その頃、勇は操縦室の厚沢のもとへかけつける。
見ると、厚沢は腹部から血を流し、負傷している。

「自衛隊に出動を・・・」

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其ノ四「メイデイ」

航空自衛隊 三沢基地に厚沢から連絡が入る。
しかし、レーダーにも映らない情報のため、信じてはもらえなかった。

操縦室にうしおも駆けつけ、大量の火でないと倒せないことを話す。

一方、外ではとらは苦戦。
なんとかならないのかと操縦室にとらも戻ってくる。

するとまたフスマは機体を覆って操縦がきかなくなり、機体が揺れる。

とらとうしおは作戦をたてた。

ヤツは自衛隊のレーダーに映らない。
だが、獣の槍で突けば実体化するため、レーダーに映り自衛隊に知らせることができる。

とらがヤツを機体ギリギリまで引き寄せ、合図をうけたうしおが機内から槍で突き上げることを狙う。

うしおととら

フスマのもとへ向かうとら。
機内ではうしおが待機。

そこへ、勇が一緒にやりたいと頼んでくる。

うしおは勇とともに槍を持って構え、とらの合図を待つ。
怖がる勇だが、うしおが励ます。

そして・・・。

うしおととら

とらの合図とともに、機内からフスマを突き刺した。

その頃、自衛隊基地では、レーダーで一般旅客機の近くに巨大な物体がいることが確認された。

其ノ五「アプローチ」

うしおととら

槍で突かれ、苦しむフスマだが、旅客機を道連れにしようと機体に抱きついて離れない。
コントロールを失い、急降下していく旅客機。

一方、自衛隊からは、戦闘機二機が出動。
そのパイロットは厚沢の同僚たちだった。

事情を説明している暇はなく、旅客機をその目で見てくれと無線機で伝える厚沢。

ミサイルで倒せる可能性はあるが、今の状況では機体ごと爆破することになるため、打ち込めなかった。

それを聞いたうしおは、とらと一緒に外へ出てヤツの手足をぶった切ることにする。
そして厚沢はそれを自衛隊戦闘機へ伝え、離れたらミサイルを撃ち込むように頼む。

機外へ飛び出すうしおととら。
フスマは近づいてくるのを阻止しようとするが、獣の槍でぶった切っていく。

そして・・・。

うしおととら

手足を切られたフスマが機体から離れていく。

うしおととら

ターゲットロックオン。

うしおととら

フスマは大量の炎に焼き尽くされて消滅していった。

フスマがいなくなり、操縦が自由になった旅客機は着陸の準備に入る。

しかし、操縦室で警報音が鳴る。

着陸に必要な着陸脚が出なくなっていた。

其ノ六「ランディング」

もうすぐ仙台空港。
今すぐにでも着陸しなければ、機体がボロボロのため、空中分解してしまう恐れがある。

メインギアとノーズギア、どのタイヤも出ないことが仙台空港にも知らされ、誰もが最悪の結末を想像した。

うしおととら

厚沢は覚悟した。
どちらにしろやるしかない。

「胴体着陸に入る!」

そして、仙台空港の滑走路が見えてきた。

空港の管制室ではみな息をのんで見守っていた。
自動制御の機でも、胴体着陸は全てパイロットの技術に託される。
しかも操縦するのは旅客機のパイロットではなく戦闘機乗り。

祈るより他なかった。

うしおは今の状況をとらに説明。

とらは機外へ出て、閉まっているノーズのハッチを開け、ノーズギアが出てきた。
そのまま機体の後方へ向かったとらだが、後ろのギアが完全に壊れているのを発見する。

滑走路の地面が近づいてくる。
後ろのギアが出ていないまま、着陸態勢に入ろうとしている光景に、驚きながら見守る関係者やマスコミ。

ついに機体は着陸し、ノーズギアが地面につく。
そして後方では・・・。

うしおととら

とらが機体を支えながらついていき、機体は衝撃を受けながらも滑走路の隅で止まった。

うしおととら

厚沢と勇、うしおは無事に帰還できたことを喜びあった。
そして、とらが報道のカメラに映ってしまい、マスコミも多く集まっているため、面倒なことになるからとその場から飛び去るうしおととら。

うしおととら

「また会えるよね!」

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感想

今回は、うしおが旅立って最初の戦いでした。
しかも今回もなかなか手ごわかった。

他の妖怪にも名の通ったとら、長飛丸なのですが、毎回苦戦しますね(^_^;)
前回と同じく攻撃が効かないタイプ。

フスマはめっちゃ気持ち悪かった!

一方、人間ドラマのほうでは、飛行機事故でパイロットの父を亡くした勇と父の友人で戦闘機乗りの厚沢の物語。
そりゃ父と二人で生きていて、その父を亡くしたとなると悲しいなんてものじゃないでしょう。

そしてその友人、厚沢も責任を感じるのはよくわかります。
とりあえず彼女らも仙台へたどり着きましたが、目的地はうしおと同じ北海道。

また出会うことがあるかもしれませんね。

とらの力

とらは、爪での攻撃や、普通の体術などで応戦することが多いのですが、今までの戦いでは稲妻を得意としていました。
しかし、今回、機外でフスマと戦った時に初めて口から火を放ちました。

今までとらは火を噴いたことはなく、新たな力を見せました。

本当の実力、本気の姿はまだ見せてはいないと思われるとらは、どれほどの能力を持っているのでしょうか。

槍の秘密と白面の者

またしても、「獣の槍」はうしおの呼びかけに応えて飛んできました。

それは槍の意思なのか?
それとも槍を持つ者に応えているだけなのか?

謎はまだまだ深まります。

そして、今回もフスマが滅びる時に、白面の者の名前が出てきました。

その言葉からすると、法僧やお役目様が言っていたとおり、「槍の復活=白面の者の復活」ということになるようです。
皆が気にしている白面の者とは何者なのか?

上空での戦いは実際は無理?

機外に出れば吹き飛ばされてしまうからと言って、とらを機外へ向かわせてうしおは機内から攻撃する作戦で撃破しました。
しかし、「吹き飛ばされるから」と言われれば確かにそうだなと思いますが、実際にこの戦いは可能なのでしょうか?

上空数千メートルを猛スピードで飛行する旅客機の周囲は、激しい気流が起きていると同時に、気温も気圧もかなり低い状態になります。

フスマが襲ってきて、パイロットが殺された時、それと同時に窓ガラスも破壊されています。
通常、このコックピットに使用されるガラスは、少しの衝撃や圧力がかかったくらいでは割れたりはしません。

ですが、その窓を破壊したということはそれほど妖怪の力が強かったということ。
そこまではまあいいとして。

窓があのように全て割れてしまえば、真正面から受ける風圧は全て操縦室に集中的にかかり、気圧と気温は急激に低下し、人間が数分も生きていられない状況になります。
それはドア一枚くらいでは防げるものではなく、冷気を帯びた風がものすごい勢いで客室まで入り込み、どんな人間でもそう長くは持たないでしょう。

操縦室に貼ってある窓は数枚に分かれており、その一枚のたった一本のネジが緩んでいたことを、整備士が見逃し、そのまま飛行した旅客機が、上空で飛行中にその窓が外れ、大パニックになったという事故も実際に起きています。

つまり、飛行機というのは隙間ひとつでもあればだんさん次を招くのです。

そんな状況ですら、素人のうしおをはじめ、勇、厚沢も平気で操縦室を行ったり来たりしています。

ほんとの強者はとらではなく、彼らなのかもしれない。

その力、まさにもののけ以上!

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